文系科目
→単位数がもとより少ないので、扱う範囲が狭いことが多いです。
国語だと扱う文章が少なかったり、地歴公民はBではなくAだったりします。つまり、最低限の教養程度ですね。
理系科目
→
数学は「理数
数学123」ですが、これはシラバスを見る限り「
数学1A2B3C」に相当する内容で、進め方には多少の違いがありますが、年間を通して見れば同じです。ついでに言うと、必修なので、普通科のように人数制限で授業が取れないというようなことはありえません。
理数科だからと言って平時の授業は普通科とはなんら変わりありません。
高度なレベルが要求されることはないのでご安心ください。
その代わりに、課題研究やサイエンスラボなどの活動は盛んです。
存分に打ち込めるのですが、かえって時間的な拘束を伴うという難点も見逃せないかと。
ここからは蛇足ですが、本校の内部事情をいいますと、
普通科の理系は120人前後という規定があり、そのうち
数学3を選択できるのは90人以下といった内訳がなされているようです。
近年は、理系志向が強まり、理系が人気なので、かなりの激戦となっているのが現状です。
教諭側から生徒へ文系への転向や
数学3履修の辞退を募っています。
さらには、成績不振者や逆に優秀な生徒をはじくことによって人数制限に収める方策がとられようとしています。
また、指定校推薦については
実質的に理数科のほうが有利です。
例でいいますと、
慶應義塾大学・理工学部→2名
これは普通科の理系(2類クラス)から1名と、
理数科から1名なので
120人中1人と40人中1人とで、
あきらかに、競争率が違います。
同じように見えて、意外とメリットデメリットがあるので、十分に検討することをお勧めします。
はい。
むしろ、普通科のほうが優秀な場合だって多いです。
偏差値も普通科65±、理数科62±ですから、
普通科の理系とっても、理数科は大した脅威だとは思ってないかと。