学年によって差があるので一概には言えませんが、筑駒蹴りは居ても1~2人程度だと思います。開成蹴りはそこまで珍しい訳でもなく、クラスに3~4人程いると思うので、学年としては20名以上でしょうか。もちろん、不合格の末に通っている人の方が多いとは思いますが…。
やはり独学での入学は難しいと言わざるを得ません。推薦の場合は、内申さえ高い水準を維持できるのであれば、通う必要は無いかもしれません。が、塾に通ってある程度の先取り学習をしていた方が、内申をとり易いというのもまた事実でしょう。また、十分な学力を有さないままで入学してしまうと、後々まで苦労することが多いようです。さて、一般での入学を考えているなら、まず間違いなく塾に通う方が無難です。私の周りの一般入学の人たちは、通っていた場所や期間の差こそあれ、全員が通っていました。例外はありません。
ただ一つ考慮に入れるとすれば、今年から内申がさらに重視される方式に変わるため、内申さえあるならば塾に通わないというのも、また一つの手かもしれません。ハイリスクだと思いますが…。
進研ゼミだけで入学した人はいます。
塾なしでも親が教えられるなど、助けが見込めるのが安心ですが、
過去問を解いてみて受験までに独学でもそれが合格点まで到達するイメージができるかで判断してもいいでしょう。
筑駒蹴りは少数かもしれませんが、開成蹴りは普通に何人もいます。
開成は高校受験の辞退者数が多く、補欠合格者がかなりいます。
(高校受験塾の近年の開成合格者数は、合格発表日以降にに増えていきます。)
早慶蹴りはもっとたくさんいます。
どの学校にもそれぞれ魅力がありますが、日比谷の魅力は高校から一斉スタートというところです。
(都立第一志望とはいえ、押さえは必要ですので皆受験します。しかしながら私学は中学から入学してこそ、そのメリットを享受できると考え、都立を選ぶ方が多いのではないかと思います。)
高校受験時の塾については多くのお子さんが利用していたようです。
都立ですので
授業料は破格の安さですが、
どちらかもいえば裕福なエリート家庭のお子さんが多いと感じました。
(帰国子女もかなり多いです。)
ガリ勉タイプというよりは、部活と勉強を両立するなど、時間の使い方が上手で要領の良いタイプのお子さんに向いている学校だと感じました。
ノー塾で日比谷→近年、ノー塾で東大合格のお子さんもいますよ。
(女子しか存じていませんが)
また、東大だけでなく国公立医学部合格者が増加していますので、学校にはそのあたりのデータ・ノウハウの蓄積も期待できると思います。
無理をして入学すると少し大変かもしれませんが、総合的にはとても良い学校だと感じました。