立正大学仏教学部には、宗学科と仏教学科があります。宗学科は将来、その宗派の僧侶になるための学科だと思います。それに対して仏教学科は、一般の人たちにも開かれた学科です。仏教学科には、仏教文化・芸術コースと仏教思想・歴史コースがあります。
仏教文化・芸術コースは、アジア美術史、日本美術史、世界の宗教地理、仏教文化史、比較文化、比較宗教文化、サンスクリット語、文化財論、文化財修復概論などについて学びます。
仏教学科の芸術実習として仏像制作、仏画制作などがあり、卒業論文の代わりに、これらの仏像や仏画を提出することも出来るそうです。仏教文化財の修復・保存に興味のある人には、オススメかも知れません。 文化財の修復に携わっている教授の授業もあるそうです。古美術を扱う古美術商などへの就職も考えられますね! 勿論、一般企業への就職もOKです!
仏教思想・歴史コースでは、日本仏教思想、日本仏教史、インド仏教哲学、インド思想史、仏教史、比較思想論、サンスクリット語、天台学、禅学、浄土学や真言学などの仏教に関する思想や哲学を学ぶ事が出来るようです。
仏教学部の卒業生の就職先は、寺院関係、古美術商、地方公務員、警視庁、農協、自衛隊、日本郵便、鉄道会社、不動産業、営業職や博物館学芸員、図書館司書、社会福祉主事、社会教育主事、その他多数あります。
大学の仏教学部で教職課程を取って、教員採用試験に合格すれば、
*中学校教諭一種免許状[教科]
仏教学科 : 社会・宗教、 宗学科 : 社会・宗教
*高等学校教諭一種免許状[教科]
仏教学科 : 地理歴史・公民・宗教、 宗学科 : 公民・宗教
などの先生になることも出来ます。
☆立正大学のホームページから、[就職・進学] ⇨ 「資格取得への支援」の項参照。
★また、立正大学にはキャリアサポートセンターがあるので、3年次、4年次からキャリアカウンセラーに相談して、必要な講座やインターンシップに参加するといいです。
★公務員を目指す方へ
3、4年生対象の公務員試験対策講座やインターンシップのカリキュラムがあります。
★就職時の
面接の時に、大学でどんなことを学んだのかを、ちゃんと企業の人に伝えることが出来れば大丈夫です!!
自信を持ってください!!