インターエデュに主要国公立大の現浪が出てる。実績数で1名差があるが提供時点のもの、ということだろう。(学校からのコメント、の欄)
https://www.inter-edu.com/univ/2020/schools/680/jisseki/国公立大の合格者60のうちの54が現役でしかも旧帝はじめ有名大だけで過半数を占める。
国公立コースが80名に満たない小さなコースである事と、このコースが
偏差値67と決してトップクラスの進学校レベル「ではない」事を考えれば驚いてもいい実績だと思う。
まだトップクラスとは言えないが、それでも
偏差値で1ランク格上である70台前半の(自称ではない)進学校と比べても全く遜色がない。
どこかで読んだが「入口より出口が(
偏差値が)高い、お得な高校」というのを数字が示している。来年以降もこの傾向は続くだろうか?
おお、いつの間にか「現役、浪人」の別も表示されている。
https://www.ho-yu.ed.jp/career/results/results2020.php国公立大の現役比率見て「おお、すごいな」と思っていたけど、私立もそれ以上だね・・。
卒業生の保護者です。基本的にこの学校はお勧めなんですが、受験や進路に対するスタンスが固まってないと辛い場合もあります。
例えば、2年生から「国公立コース」としての勉強が始まります。ところが進路選択の判断(第一希望どの辺にするか)って3年の夏から秋くらいですよね。国公立と言っても東大やら旧帝ターゲットにしている人は迷いなく国立でしょうが、地方大学(駅弁)くらいの実力の人にとってはマーチも魅力的に見えます。でも国公立コースなのであくまでも国公立大シフトのカリキュラムから抜けられない。
考えてみれば、学校から「進路の判断のガイダンス」ってそういえばなかったと思います。受験対策や勉強の話は多かったけど。せっかくの国公立大のカリキュラムでマーチへ志望変えるのは正直もったいないとも思う。もし、貴方や貴方のお子さんが国公立コースなら、早めに地方も視野に入れて進学の現実性を検討すべきだと思います。
学費もそうですが、生活そのものや生活費や帰省がどんな風になるのか、就職は。子供に何を教え、何を準備しておくべきか。それらの情報がないと、なんとなく高校の延長で「東京の私立大」に流れてしまうと思う。それが、今年「内容はよくなったが、国公立大の総数は伸びなかった」原因ではないだろうかと思う。
うちの子は幸い、第一志望の地方国立大に受かりましたし、その点は感謝しています。でも、受かってから結構準備がバタバタだったのと、情報が少なくて不安もあった。子供を送り出す親としての心構えも十分でなかった気もする。子供が新天地に行くだけではなく、親の生活も変わります。
国立大は地方に素晴らしい大学がたくさんあるので、ぜひ進学を検討するのがいいと思いますから、その準備をしておくべき。また、学校の方で用意(宣伝)すると、もっと地方国立に進学する人が増えるんじゃないかと思います。
学校の責任範囲は合格までかもしれませんが、親も本人も「合格って終わり」じゃないですからね。