最も良い選択肢は私立大学の付属校に進学することです。
文京であれ豊島であれ、高校受験で進学出来るレベルよりも良い私立大学に、大学入試で進学することは不可能だからです。
「国公立なら?」と思われるかもしれませんが、文京から国公立に行けるのはほんのひと握りで、全体の8%にも満たないのが現実です。
彼らは文京で力をつけて国公立に進んだわけではなく、そもそも最初からその気になれば小山台以上の高校に進学できた人達です。
自分は親に文京よりレベルの低い高校を勧められましたが、内申点が高く、判定でも常にSが出ていた為、文京に進学しました。
けれど、学力自体は凡庸であった為、校内順位はいい時でやっと上位15%以内に入れるかどうか。
模試はもっと悪く40%くらいのところでウロウロしています。
多分大学は、日東駒専も無理だろうなと諦めています。
毎日3時間以上勉強してもこんなものなんです。
地頭が全てなんです、結局は。
なので、まずは私立の付属校を考えてみてください。
それが無理そうなら豊島高校で指定校推薦を目指す。
文京は校則も厳しくなる一方だし、行事も自主性を奪われて、学校が決めたことにおとなしく従うだけのものに変わっています。
私立か豊島に行った方が高校生活が充実すると思いますよ。
頑張ってくださいね。
高校選びって迷いますよね。家の子もギリギリまで悩んで文京高校に決めました。豊島高校に行って指定校推薦を狙うのも1つだと思いますが、文京高校に入学して、常に上位を目指せるよう努力するのもありだと思います。指定校推薦の大学も行きたい大学があるかが重要ですので、下調べも大事です。ギリギリまで文京高校を目指して、どうしても厳しいようなら豊島高校にするという選択も出来るので、
文京高校を目標にしてみたらどうでしょうか?
文京高校の卒業生です。
まず、質問者様の言う成績が
模試などの成績を指すのか、内申を指すのかによって変わってきます。
模試などの成績を指す場合、文京高校の方が良いと思います。
というのも、勉強においてライバルの存在はモチベーションに繋がりやすく、生徒のレベル(あくまで入学時)は
偏差値に比例して、文京の方が高いと思われるからです。
正直、文京レベルの授業なら独学(分からない所は先生又は友達に聞く)か塾の方が圧倒的に効率がいいので、成績はどれだけ勉強をしたか、すなわちモチベーションに比例してきます。
よって上記の理由で文京高校が良いでしょう。
続いて、内申を指す場合。
これは推薦を視野に入れてると思いますので、両校の指定校を比べてみてからの質問者様自身の判断となります。
というのも、定期テストの難易度は作成者に依存する可能性が高く、必ずしも両校の入学時の
偏差値と定期テストの難易度が比例関係にあるとは言えないからです。
例えば、これは1番特殊なケースですが、文京のとある世界史の先生のテストでは、事前にテスト範囲及び出題形式、配点が明かされます。
具体的には「年号プリントより○題出題、論述プリント5枚のうち3枚をそのまま出題、世界地図作図、語句穴埋め教科書p○〜p○、語句についての一行説明3題」です。
豊島の世界史のテストの難易度は分かりませんが、文京の世界史のテストはこのように対策がしやすくイージーです。
他にも、
数学では定期テストの際の宿題となる4stepの範囲から同じ問題が数問出たり、3年次の
英語に至っては、先生から事前に、やった範囲の教科書の英文を読んでおかないと解き終わらない、と言われるレベルの量が出るが、そもそも音読してほとんど頭に入ってる状態なら9割は固いなど、パターンがあるためコツを掴めば8〜9割は固いです。
加えて、文京の生徒(少なくとも私達の代)でもあまり定期テストに注力しないので(全教科平均9割は学年に1〜3人程度、8割は分からないですが恐らく40〜50人?)、上を目指すという心意気があるのであれば、コツを掴み次第、短時間で内申5を取れるようになります。
授業によりますが、3年次なんてクラスのほとんどの人が寝てるか内職をしており先生の話を聞いてるのが40人中約10人なんて授業もあります。
事実、私の友達は1学期で2回ある定期テストのうち、片方未受験でも内申5をもらっていました。これらの理由から、内申という観点においてはどちらでもいいと思います。
以上長々と述べてきましたが、改めて、高校は思っているほど大変なところじゃないという事を推しておきます。
学校での成績と実際の大学受験の合否なんてそんなに関係ありません。結局はどれだけコツコツ要領よく「受験用の勉強」をできたかです。学力は1年次から勉強してるかしてないかでかなり差が出てきます(自分は意識してましたが、受験までの猶予期間があまりに長いことにかまけて、受験勉強は3年次から始め、結局浪人生活です笑)。
文京では学年の95%は3年から受験勉強開始、1年から受験勉強してた人は学年で0〜1人です笑。これでも去年は一橋や東工大も出ましたし、私立大学が入学難化している中で一定数、早慶やGMARCHは出ています。
あまりあてにならない数字ですが、早慶合格に必要な勉強時間はおよそ3000時間と言われています。
これは授業・予定があるない関わらず365日間約8時間勉強と同じです。
これが受験生が大変そうに見える所以でもありますが、文京でも指導されるように「毎日(学年+1)時間」の勉強を1年次から続ければ余裕で達成し得る数字です。(1年次は2時間、2年次は3時間、3年次は4時間)
なので、質問者様が高校1年生の時から就職における業種選びやそれに付随した大学、学部選び等の未来設計を行い、愚直に勉強をできるのであれば正直高校のレベルの差なんて微々たるものです。
ですから、上辺の数値に過ぎない成績なんてあまり気にしないように。
最後に、未知の世界への進出というものはいくつになっても不安が付きまとうものです。どうか質問者様が後悔なく、高校を選べることを切に願っております。
P.S.
文京の先生方のA判定信仰には気をつけてください。自分自身プレッシャーに弱く、A判定というだけで寄せられる先生方の謎の多大な期待はとても居心地が悪いものでした。そして、あの落ちたことを報告した時の反応...笑。
文京に限らず、卒業生のアドバイスは聞き流した方が良いですよ。
彼らの時代と今は教材も違いますし、カリキュラムも変わってきています。
何より大学受験そのものが全く違います。
英語などは共通IDを用いた外部検定を採用する大学が増えましたが、難関大学と呼ばれる殆どの大学が準1級を出願要件にしています。
それ以下のレベルの大学でも(日東駒専等)2級がなければ出願出来ないところが増えています。
「中学までに取得済み」と言う人でも、大学入試にエントリーする為には、共通IDで再度合格する必要があり、しかもそのチャンスはたったの2回です。
恐らく今の2年生で来年の期限(8月)までに英検2級以上に合格出来る生徒は5割いないでしょう。
その時点で夢破れてしまう生徒は、その後の半年を、なにをモチベーションに頑張ればいいのでしょうね?
卒業生の殆どは、新しい受験制度を知りません。
高校受験で言ったら、学区制があった時代の人のようなもので、つまり彼らのアドバイスは時代錯誤です。
中学生の皆さんは、惑わされないようにくれぐれも気をつけて。
民間の
英語試験の利用は延期されたね。
これで頓珍漢な在校生の勉強が出来ない言い訳が一つ減った(笑)