駿台ハイレベル
模試をベースに話をすると、私が受けたとき
理一
A67 B63 C57
理二
A66 B62 C57
に対して
医科歯科医
A74 B71 C68
です。
東大は四教科での
偏差値なので、三教科の医科歯科より若干数字が低くなりがちですが、理一でギリギリA判定だと、医科歯科でC判定取れるかどうかのラインになると思います。
国公立医受験で注意しないといけないのは、大学ごとに問題の難度に大きく差があることです。一般的な傾向だと、総合大学の医学科よりも医科大学の問題の方が入試問題が難しいです。医科歯科も例にもれず問題が難しいので、大逆転や大番狂わせみたいなのは起こりにくいと思います。(旧帝医クラスだと北大医が比較的マイルド)
現役で受かろうと思うと、校内で上位10%あたりにはいたいところです。ただ、さっきも言ったように、易しい問題で高得点を取るか、難問で粘り強く点をもぎとるかなど、どっちがうまくいきやすいかは個人差が大きいので、単純に
偏差値だけで考えると失敗したり、逆にチャンスを逃すこともありえます。志望校選びは慎重になるのをおすすめします。
基本的には医科歯科の方が問題が難しいです。
数学だけは東大≧医科歯科な気がしますが、試験時間が90分のため、点の取りにくさまで考えるとほとんど同等かなと思います。
英語も
数学と同じく試験時間90分しかないのに、やること多すぎ。
英語そのものの難しさというより、設問をどうさばくか事務処理の手順が難しい。
過去問でガチ対策しないと、こればっかりは右往左往して終わります。『普遍的な学力を身に付ければ、どんな試験でも(初見で)対応できる』教の信者は医科歯科志望の場合、改宗すること。
化学は、問題の難易差が激しい。簡単な問題は簡単すぎ、難しい問題は難しすぎで、中間がほぼ無いため、25/60までは割とすぐ取れるようになるが、ここから30点35点40点と積み上げるのがキツイ。点数を伸ばすのに必要な勉強時間がいきなり膨大になるので、メンタルがやられます。
物理、医科歯科の良心。でも普通に東大より問題難し目。
おおよそこんな感じです。