1単位=1授業時間(公立では通常50分)/週です。
(これを基準に年間の必修授業時間数が決まっている)
そして高校卒業認定に最低限必要な単位数は、日本の高等学校はどこも同じ。
中学校も厳密には単位制です。
週5日制の高校で、
数学の単位数が6単位の場合は1週間に2時間
数学の授業があると理解すれば良いのでしょうか?
いいえ。
ある学年次で
数学が6単位必修となっている場合は、1週間に平均6授業時間となります。
(「週5日制」というのは週当たりの実労働日数を言う用語なので、少し当てはまりませんが、)
仮に「土日は特別な行事などのない限り休み」という方針の高校があるとすると、その学校では月曜〜金曜日の5日間に6回
数学の授業があり、最低1日は2校時分(2授業時間)
数学の授業があるはずです。
あなたのおっしゃる「6単位」というのが高校卒業認定に必要な
数学の単位の取得数としても、1学年に2単位ずつ、3年間で6単位、となるとは限りません。
例えば3年生で全く
数学を選択しないことが可能なカリキュラム設定のされている学校があるとして、ある人が3年次には
数学の授業を受けないことにするならば、(3年間で6単位が必要なので)1〜2年次に合計で6単位取得する必要があります。
またこの時に、自分で勝手に1年次に3単位、2年次に3単位取得しようとしても、学年での授業時間数の設定に合わなければ不可能です。
(実際には認定単位数がそんなに少ない学校はないはずです)
言葉でこのように書き連ねると、ややこしくなってかえってわかりにくいと思いますので、立高など受験を検討している高校のHPの「学習指導」や「教育課程」のページを見て、確認してください。
わかりにくいところは印刷したり書き写したりして、それを中学校の先生に見せて質問するといいと思います。
言葉足らずですみません。
1、つまり、
数学6単位ある場合で学校の登校日は月〜金曜日なら、例とすれば月〜木曜日は
数学毎日1時間ずつ、金曜日は
数学2時間で、合計6時間=6単位という理解で大丈夫ですか?
もう一つ教えて下さい。
2、2年生で
数学Cを1単位、化学(化学基礎ではない)を2単位の高校があるのですが、私立文系大学に進むもうと考えている人にとっては、受験に関係ないので、全くの教養としての学びとなる科目と思うのでが、そういう認識で間違いないでしょうか?
1、「
数学6単位」というのが、「ある学年次で」という限定付きであるならば、このご理解で正しいです。
2、「
数学C」という科目名自体、あまり見かけないのですが、非常にマイナーな分野ではと思います。
(すみません、
数学はあまり詳しくないので)
化学基礎ではない「化学」で2単位ならば、一般的には3年次の選択科目(他の選択科目と組み合わせて履修できる科目)に設定されています。
2単位の「化学」を履修するのは、受験科目に「化学」を選ぶ予定の人です。
進学後は専門分野で使う科学知識の基礎なので、内容が高度です。
どちらの科目も文系で選択する人はほとんどいないでしょう。
もし「
数学C」と「化学」が(選択ではなく)必修科目になっている高校だとしたら、化学系に進学先を固定した高校、たとえば薬学系大学の附属高校(全国的にもまれだと思いますが)などでしょうか?
私見ですが、中学時代に、何に強い興味や適性があるかはっきりしていない場合、進路が限定されてしまうような高校を選ぶのは避けた方がいいです。
自分が理系と文系のどちらに向いているかわからない人は多いし、この二つだけに人の適性を分けてしまうのは本当は無理なことでは、と思うのです。
一部の大学ではこの垣根をなくした多分野縦断型の研究がされていて、進学先としてもとても人気があります。
まだまだいろいろなことに興味を持って進んでいかれてはいかがでしょうか。
ありがとうございます。
これは実はある共通問題高校の2年生の教育課程です。1年生では
数学1、2、Aと生物基礎、化学基礎を履修します。
2年生は全員が共通履修で、
数学23単位、
数学B2単位、
数学C2単位、化学2単位(基礎ではない)を全員履修の教育課程です。
やはり、理系を意識した内容で、文系には不要な内容ですよね。(いくら国公立を意識したとしても)
※校風や家からの距離を考えた場合、立川高校が
偏差値的に無理なら、この高校が次候補なのですが、
数学が苦手で私立文系の大学を目指す可能性が高い私にとってはこの教育課程は入ってから苦労するのでは思い質問しました‥。(高校見学では良い説明しか話されないので)
「共通問題出題校で数C?」と思ったので、Wikiで
数学Cについて見てみたら、内容的には数Bと3に含まれている1部の内容と、以前の数Cに含まれていた「行列」という分野と統計資料の活用などがが新たな「
数学C」として2022年度から復活するとのことです。
この新しい「
数学C」の内容を見てみると、統計資料の作成や分析、プログラミングなどの情報の数理化など、情報とIT分野の根幹をつなぐ人材育成を狙っているようです。
進学先として想定されるのは、国私立大の数理学や先端的情報処理分野などで、卒業後は情報処理に関する中枢部門で働ける、または様々な分野で過去のデータから将来予測などの高度な情報技術を担える人の育成を見据えていると思います。
が、これが選択科目でなくて必修だと、文系、特に文学系を希望する人にはつらいかもしれませんね。
通学範囲内で、もう少し「普通」な高校はないのでしょうか…?
立高目指して頑張れそうなら、それがベストです。
まだ夏休みが明けたばかりなので、ここへご質問されるということは、射程内に入っているのでは?
弱点を一つ一つなくしながら徐々に自校作向けの勉強も増やしていってはいかがでしょうか。
また、経済的に可能ならば、通学圏内の私学も調べておきましょう。
附属高校でも進学大学がほぼ固定されるところと、自由に受験する人のほうが多いところなどいろいろです。
理数系に特化したコースがある場合、それだけでは生徒が集まりにくい時期があるかもしれないので、履修科目に偏りのない普通科のコースが設置されているのがほとんどです。
またユニークな(「国際バカロレアコース」など)ちょっと変わったコースのある高校もあります。
どの沿線にお住まいかはわかりませんが、文系を目指す+立高を受験校に検討する人が同様の高校をさがすなら、
中央(総武)線沿いで駅から徒歩圏の都立(国立を除く)だと、
新宿、青山、小金井北
モノレール沿線だと
日野
あたりでしょうか?
あまり広い範囲の高校を知らないので、中学校の先生にもご相談なさるといいですよ。
通学圏は人によって事情が違うのですが、徒歩を含めて片道1時間以内がベストだと思います。
ありがとうございます。もう少し考えてみます
立川の普通科も
数学Cは必修になります。(学校のパンフレットにあるカリキュラムで確認済)
2022年度からは
数学Cを必修とする学校が多いようですよ。
近隣だと、西、国立、八王子東、町田、調布北など。(今わかっているだけなので、調べればもっとあるかも。)
そうですね!
(相変わらず更新の遅い学校で、確認が遅れました…)
時間数と設定学年から考えると、現在教えている内容とほぼ同じと思われます。
多分、数Cの「行列」は2年の最後ごろサッとやって、受験に必要な人は3年で選択した「理系
数学(理数科)」や「
数学1A2BC(普通科選択必修)」で演習問題をする中で鍛えていくのでしょう。
高校によってどこまで追求するかは多少違うかもしれませんが、ほとんどは現在の履修内容に含まれているので、立高を受ける人には難しすぎる内容ではないでしょう。
(親世代では「行列」をした人もいると思います。
私もそうです。
初歩のところはあまり難しくなく、なかなか面白いです。)
あと、文系の3年次にあった「公民」4単位が2単位になって選択必修の一つになったのが大きいですね。
国立・私立文系志望者の受験科目(日本史・世界史選択者がが多数なので)強化のためでしょう。
社会は自学できないことはないのですが、やっぱり授業で時代や地域を縦横に解説してもらったり、面白い話を聞くと興味も沸いて、面白いですよね。