私見ですが、推薦入試は集団討論と
面接でほぼ決まります。内申に関しては44有れば大丈夫です。オール5でないと無理というのは嘘ですからお気になさらず。討論は練習して慣らしてください。肝心なのは
面接で、ここが腕の見せどころ。都大会出場などは割とありふれているのでそこで得たものは何か、高校でどう活かすかしっかりと答えられるようにして下さい。また、将来の進路について綿密に計画を練っておいて、それを熱く語ってください。受かる人はここで評価を得ているように思います。適当にあしらったり濁すとそこを突かれて死にますので気をつけて。
一応
過去問分析を中心に一般も対策を続けるのが得策です。
推薦入試は、一般よりも競争率が高くて本当に「狭き門」です。
多分、今年度も集団討論がないでしょうから、ペーパーと
面接と内申の総合点で決定されると思います。
わが子も受けましたが、自分の将来の夢を強く前面に打ち出せなかったのか、落ちました。
(集団討論もあって、ここで時間が足りずに参加者全員が意見を一通りいうだけで終わってしまったのも、加点が少なかったのだろうと思います。)
合格した方の経験談から察するに、自分の夢を実現するために今後どうするつもりか、きちんと調べて(図々しいぐらいに?)堂々と、熱く語る人が
面接の点が高いようです。
そして内申や、ペーパー試験の得点で基礎知識や思考力・応用力など総合的な学力とあわせて合否が判定されるようです。
けれど、何といっても競争率が高いので、都立推薦入試だけで都立校へ進学(合格→入学)するつもりでこのまま進むのは大変危険です。
立高の推薦入試に挑む人たちは、
1.内申(成績評価)が全教科5またはこれに近い成績。
2.
小論文(作文)形式の回答が得意。
3.社会の諸問題とその解決策に関して日ごろから関心があり、自分も力になりたいと思っている。
また、高校卒業後の進路にある程度具体的な計画がある(大学名・学部・専門科目が決まっている、職業が決まっているなど)。
4.希少な特技・資格・実績がある。
ことが求められています。
ご自身は上にあげた4.の資格があるとお考えのようですが、うちの子は中学校で、
「運動系部活の例では、都大会で個人優勝、地方大会で個人ベスト8以上」
と説明があったと言っていました。
偏差値は、推薦ではほとんど意味がありません。
自校作
模試の
国語の記述がほぼ満点など作文能力が高い、
数学の計算ミスがない、というぐらいしか参考にならないのではないでしょうか。
どうしても立高へ!というならば、一般入試も受ける予定で自校作
模試を受けましょう。
推薦入試などで早く高校を決めたい、というならば、私立高の単願推薦または単願一般入試を検討なさるといいでしょう。
ただし(一部を除いて)私立高の推薦入試で求められる評定と学校全体のレベルが合わないことが多い(入学するとがっかりする、という意味です)ので、安易に利用せず、よく調べておくことをお勧めします。
「単願一般入試」も都立を受験しない場合は加点優遇する私立高もありますが、このような高校も「がっかり」しがちです。
学力に自信がない、と今から不安がるのではなく、夏休みにしっかり弱点を勉強して秋からガンガン
偏差値アップだ!という気持ちで立高へ挑んでほしいと思います。
頑張れ受験生!!
(長文失礼いたしました。)