信頼性は高いほうだと思います。
自校作模擬は、自校作校を、そしてほぼある特定の高校を受けることに決めた人たちが受けるため、共通問題校を受けるつもりの人が「自校作校を受けることにしてみたら、いけるかなー?」と試しに志望校に記入する、ということがないからです。
模擬試験では志望者の下位層は実際の入試では他校を志望するので、注目すべきなのは「全体に対して」どの位置にいるかではなく、「上から数えて」どのくらいにいるか、です。
模試の判定は志望者を総合点で並べて、志望者総数の例えば20%ずつに線引きして高得点の層から順にS、A、B…などと名付けて決めていきます。
(詳しい判定方法は
模擬試験の主催側が説明していると思いますのでご確認くださいませ。)
下位になるほど信頼性は低くなります(実際の入試で志望校を変える人が多くなる、
模試を受けなかった成績優秀者が入試で上位に入ってくる可能性が高くなる、判定の低かった人たちが猛勉強で急激に実力を伸ばすなどが原因と思われます)。
けれどもこの信頼性は、あくまでも
模擬試験を受けたときのもので、根拠となっている試験結果は2月の入試の結果ではありません。
判定が振るわなかった人たちが多く合格していることからもわかります。
入試まで4か月以上あるので、今の判定や成績がよければ、これを維持するのではなく、猛追するほかの方々に負けないように励まれますように。
立高の問題に比べて
模擬試験が易しいと感じられるのは、貴方が優秀だからとお察しします。
模擬試験を受け続けることに意味があるかないかはご自身で判断されれればいいと思います。
トップ3校に志望校を変えることを検討されてもよいのではとも思いますが、それほど優秀な方が立高に入って、より楽しい立高をつくっていただけたら嬉しい限りです。
信頼は出来ますが合格を保証されたわけではないので油断禁物です。S判定が出たばっかりに浮かれてその後の勉強に集中できなくなり、当日失敗する人がいます。難しいかもしれませんが
模試の結果に一喜一憂せず、当日に実力を発揮できるよう頑張って下さい。