立高はご存じのように定時制を併設してるので、定時制の生徒登校前の17時0分(まで、一応)に下校しなければなりません。
逆に言うと、17時以降は学校外での学習時間とみなされています。
登下校時に電車を利用する人は、少なくとも乗車中は単語集やスマホ+イヤホンでの暗記やリスニング学習をしましょうと言われます。
(他校の生徒でしたが、比較的すいている時間帯に座席で問題集とノートを開いている人を見かけたことがあります。)
このような学習方法も含めて「学年次+2時間」の授業外学習時間が推奨されています。
立高の「課題」には
1「提出課題」
2「提出しない課題」
があり、それぞれ
A テストなどでその課題単独の習熟度をはかるもの
B テストなどで単独の習熟度をはからない(定期テストで教科・分野としての習熟度を総合的にはかることはある)もの
があり、またそれぞれ
a 提出そのものや習熟度を成績評価に使用するもの
b 高校の教育課程(=授業)を十分に理解・習熟するために必要だが、単独では成績評価に使用しないもの
c 自主的な学力強化のために推奨するが、評価には全くまたはほとんど関係しないもの
があります。
例えば、
英語の授業の予習は2-B-b、単語・熟語は2-A-a、
数学の副教材の問題集は1-B-a、社会科分野の副教材問題集は2-B-b、という感じです。
が、どこまでを自分のすべき「課題」と考えて学習するかは(一応)自由です。
(各学期の成績評価はいちいち気にしない、留年しなければいいんだ or 志望大学には入れる実力がつけばいいんだ、と開き直ってしまうなら、上のような分類は意味がないと言えます。)
平日は英数国の予習や副教材の問題集での復習、
英単語や古語・古典文法の暗記ぐらいで精一杯(3〜4時間)です。
学校へ行かない(授業のない)土曜と日・祝日は平日にできなかった3教科の予復習と理社の復習、時々出るレポートタイプの課題や探求課題の調査などをします。
どのくらい残してしまっているかによりますが、我が子などは一日中勉強していないと(していても?しているのか⁉)追いつきません。
でも、現在の状況では体育系部活の公式戦ぐらいしか休日に外出する機会はないはずで、皆さん結構勉強されているようです。
夏・冬・春の長期休暇も3教科を中心に課題が出ます。
毎日、学校の授業と同じ時間ぐらいは勉強しないと終わりません。
今年は文化祭開催が予定されていて、皆さん部活や課題や(学校の)夏期講座(3年生は塾の夏期講習にも行く人が半数程度いるよう)の合間を縫って準備を進めているようです。
体育祭も合唱祭も、実行委員会を中心に慎重に開催にまでこぎつけました。
勉強も楽しみもあきらめない立高へ、ぜひいらしてください。
ちなみに、うちの子の友人は片道2時間強かけて通っているそうです。
部活や校風のために遠方からの通学者は結構いるようですよ。