期末試験前で在校生の方はなかなかお返事しないかもしれないので、わかる範囲でお返事します。
うちは12月の入試問題説明会に参加しました。
(学校説明会は8月に参加済み)
子どもだけで行きましたが、本番と同じように試験手順の説明や試験が行われました。
試験終了後に質疑応答などで特に難解な問題の解説でもするのかと思ったら、解答をいただいて帰るだけだったようです。
残念ながら定時制の開始時間が迫っているので他校のように(他校はしていると思うのですが)解法や出題意図などの説明をする時間がないらしいのです。
子どもも、少し残念そうでしたが、問題は昨年度のものだったのですでに一度解いたものばかりでした。
(今年はコロナの影響でほかの高校も同様かもしれませんが、まだわからないです。)
模擬試験とは違い、自己採点しなければならないし、分析結果をもらうこともありません。
でも、参加するメリットはあります。
1.本番とまったく同じ環境が体験できる。
自宅から学校までの経路や時間、教室やトイレの位置を知ることで、本番時に「もう知ってるもん」という安心感があります。
2.学校の雰囲気を知る。
学校内部の掲示物などはそのままなので、立高生が何に関心があり、どのように高校生活を送っているか垣間見ることができます。
3.自分の学力の進歩を知る。
立高を目指そうという人たちは基礎をコツコツ積み上げて、秋以降応用問題に突入します。
7月は中学英数国の基礎部分がほぼ終わっている人が多いので、その状態でどれだけできるか、12月は英数国の記述がどれだけできるかが確認できます。
平均点が学校から(塾向け説明会へ参加した)塾へ公開されているので、WEBで検索して自分のものと比較できます。
以上のことから、少しでも学校のことが知りたい、一度は校内に入ってみたい、定期考査だけでもドキドキするから不安だ、という方にはお勧めです。
ただ、入試問題説明会への参加は実際の一般入試や推薦入試の合否には全く関係ありません。
この機会をどのように生かすかは、人によって違うと思います。
うちの子は「行かなくてもよかったかも」と感じたようですが、私は12月ということもあり、志望動機の再確認や本番での不安解消という点で、行ってよかったと思いました。