なんといっても大事なのが、毎日コツコツと勉強することです。
当たり前すぎるのですが、「毎日しないと気持ち悪い」ぐらいに習慣づけること。
体調不良や家庭の事情などで勉強できない期間が終わった後、すぐに「毎日コツコツ」に戻ることも大切です。
授業内容の先取りは、小学校時代から続けていたなら可能ですが、通常の中
学校生活の中では負担が大きすぎるのでやめましょう。
都内のほとんどの公立中は、中3の2学期末テスト前に中学校の内容を終えます。
また、都立高校の入試に必要な内申点は、中3の1・2学期の成績の平均で作成されます。
そして都立高校の入試の学力検査問題は各教科の内容をバランスよく配したものが出されます。
以上を踏まえると、おすすめの勉強方法は次のようになります。
2年生
1学期末テストまで
授業内容の予習と復習の徹底
テスト後〜夏休み
1学期の復習と1年次の内容の苦手なものを復習
2〜3学期末テストまで
1学期と同じく授業内容の完全理解と復習の徹底
模擬試験などを利用して苦手分野のあぶり出しと復習
2年生3月
都立共通問題にチャレンジして現在の実力を測る
1・2年の内容の苦手分野の復習
3年生 定期テスト前でなければ可能な限り
模擬試験を受け、弱点をあぶりだす
1学期末テストまで
授業内容の予習と復習の徹底
テスト後〜夏休み
1学期の復習
共通問題または同レベルの英・数・国の類題を解いて回答技術を磨く
これまでの理社の復習(書き込み式ノートなどを利用)
2学期末まで
授業内容の予習と復習の徹底
私学の
過去問などを利用してややレベルの高い問題の回答技術を磨く
12月以降
立高および自校作成問題と共通問題理社の
過去問による弱点克服
1月 (上記に加えて)併願私学のレベルの高いほうの
過去問2月私学入試終了後 12月と同じ
入試直前 不安な部分の復習程度にして体調を整える
また3年次進級時に、実技教科のより丁寧な受講・提出物作成・技術向上に努力しましょう。
実技の先生方に、どのような点を改善すべきか、直接相談するのもいいでしょう。
学校で使用している以外に必要な本は
英語 中学
英語の文法書とレベル別単・熟語集
国語 漢検レベル別学習本(学校使用のもので可)
数学 3年分の内容を一冊にまとめた参考書
理社 3年分の内容を一冊にまとめた、または分野別の参考書か書き込み式ノート形式の問題集
用語集
英語の文法書はさっそく授業の文法の復習に使いましょう。(内容を読むだけでOK。練習問題は学校のワークで)
単語・熟語と漢字は今からコツコツとはじめます。
理社の用語集も日々の復習や定期テスト対策に使いましょう。
利用すべき検定ですが、
英語は2年のうちに英検3級、受験までに準2級の1次(筆記)
漢検は中3時の第2回までに3級
ぐらいが受験勉強にプラスになります。
数検は少しマイナーで個人受験がちょっと手間なのですが、
数学が得意ならば受験までに準2級に合格していると自信がつくと思います。
いろいろと書きましたが、学校での小テストを含めたテストや課題に真摯に向き合い、弱いところを作らない・なくすのが大切です。
弱い基礎の上に高いものは建ちません。
中学時代の学習内容は大学受験の基盤となります。
がんばってください!