受かるには受かるけど、ただ翠嵐の授業は進みが異常に速く、予習して授業に臨むのがもはや当たり前で、早慶合格者でさえ普段から勉強してないとあっという間に置いてかれてしまう(ちなみに俺がそうだった)。そんなこともあるので、よっぽど勉強好きじゃない限り途中で挫折してしまうだろう。もちろん先生たちのサポートは手厚いが、
英語に関して言うと先生の質のムラが大きいのであまり当てにできない。まぁ少なくともMARCH付属に受かるぐらいの学力がないと、入ってからが厳しいんじゃないかな。
私立の勉強は合格には全く関係ないです、ただ、私立の勉強してた人の方が入学後アドバンテージがあると思います、でも、正直勉強真面目にやればその入学後の差は一瞬で詰めれます
当然のことを言いますが、神奈川県入試は基本的なことしか問われません。下にも書きますが、私立高校のような問題はなく、いかに中学内容を理解してるかが重要なので、学附や早慶附属対策は不要です。
考え方の一つとして、(学附はともかく)早慶附属は、大学入試がない分、高校内容を中学内容の応用・発展として、高校入試で出題してきます。早慶附属対策をしている人は、高校内容を中学内容で答えを導き出す訓練をしているのです。この点、高校に入ってから少し有利に感じますが、彼らは高校内容そのものはやっていません。新しい解法や概念が出てきてしまえば、一瞬でその差はなくなります。
少し具体的に言うと、例えば
数学の図形問題は、高校入試段階では私立高校受験生と大きな差があります。相似比や三平方などで無理矢理答えを導き出すのが得意です。しかし、三角関数やベクトルなど新たな重要な概念が出てくれば、無理矢理答えを導く必要はなく、簡単に解けるものも多いです。
英語も、文法や語彙といった面では差があるように感じます。しかし、結局入試
英語の範疇なので、それほどアドバンテージになるわけでもなく、大学受験時には差は皆無になるでしょう。
ただし、彼らの強さは、難問を通して中学内容の基礎を固めていることです。難問というのは、あらゆる視点が必要で、学ぶことが多いです。スカイツリーから見える景色と、東京タワーから見える景色は違います。より高く、難しい地点から、公立入試を見ることができる彼らは、たしかに有利かもしれません。
大事なのは入学してから。予習復習は課題だからやるのではなく、自発的に当たり前のようにすることが大切です。
長々と書きましたが、翠嵐は努力すれば受かる高校です。まだ10月、今諦めてしまうのはもったいないです。