神奈川県の県立高校入試は、2年と3年の成績が内診の成績になるので、学校の成績はなるべく高い方が良いです。また、神奈川県の中学はほとんど前期、後期で成績を出す二期制なので3年途中で転校すると成績判断ができず、不利になるかもしれません。
高校の合否は大雑把に言えば、内診点と試験での点を足したもので決まりますので、どちらも受けたい学校のレベルに無いと合格できません。どちらも重要です。救済的な意味で、定員の10%分を実力枠とされていて、内診を見ずにテストの点数のみで合格できるようになってます。例えば、成績オール3でも、実力は灘、開成高校並みな人が県トップ校を受験した場合、普通枠では落ちますが、10%枠で合格します。最悪、灘、開成高校並みの実力があれば、内診がオール1でも受かるルールなので、実力がある方が、高校選択の選択の幅は広がります。
上記の入試は以外の入試制度はありません。県立高校に推薦入試はありませんし、試験日も実質1日だけです。一発勝負なので、この日にインフルエンザにかかって受験できなければ、落ちます。救済策は無いです。
なので、高校のレベルに関係なく必ず一校は私立の併願校を受けます。
追記:前期の期末試験は9月10日前後にある中学が多いと思います。この試験の点=前期の成績と言っても過言では無く、ここでミスると危ないです。保護者含め、皆、ピリピリして見ている試験なのでしっかり得点しないと成績が下がります。
それと神奈川の県立高校は全校共通のテスト問題なので、平均点が50点がくらいになるように作ってきます。
英語の場合、準2レベルの人は、少なくとも85点から100点の間を取ってくると思います。ですので、例え2級レベルの実力があっても、準2の人に点差をつけることはほとんど無いと思います。むしろ、テスト対策をしっかりした準2レベルの人に負けるかもしれません。そういうレベルのテストです。