平沼高校は、あなたが挙げたようなトップ校じゃないから、グローバル教育より、何事も問題のおきない(つまり教師からしたらめんどくさくない)国内の修学旅行を選択した。それだけのことです。海外の修学旅行を実施している高校(翠嵐・柏陽・横浜国際・横浜サイエンス)の先生方はさぞかし苦労されてると思います。そのせいか、それらの高校は素晴らしい進学実績をたたきだしていますよね。
横浜平沼高校の二年次修学旅行先一覧。
19年度 沖縄
20年度 ハワイ
21年度 マレーシア
22年度 マレーシア
23年度 マレーシア
24年度 マレーシア
25年度 マレーシア
26年度 グアム
27年度 グアム
28年度 九州(長崎・大分)
29年度 沖縄
30年度 国内の予定
上記の行き先をへて、国内修学旅行を実施することになりました。私が平沼に入った大きな理由は海外にいけるから、という単純なものでした。
私の年が最後のグアムだったので後輩たちが可哀想ですが、修学旅行には目的があります。単なる旅行ではなく、学びの場であることが最重要課題です。海外に行ったから
英語に触れるだろうというのは少し間違いです。実際には団体で動くので話すのは日本語ですし、ほとんど
英語は喋らないのが実情でした。
このことから、国内で
英語漬けの4日間を行うことになりました。立命館大学の分校で日本への留学生とディベートをしたと聞いています。
というテイになっていますが、実際には近年のテロや経済的面も考慮対象であることは間違いありません。また、国内と違って手続きが面倒なので学校側の負担にもなると考えられます。
また、平沼高校は国際教育重点推進校ですが、指定校は10校のみです。
英語科のある横浜商業、横浜国際、弥栄などは海外修学旅行ですが例外で指定校以外の数校のみが海外修学旅行にいけるのが現状です。
教員の出張費は教育委員会がだしているので、国内実施の方が安くすむことから海外は避けたいのではと思います。(ハワイの時は教員一人に40万かかった)
まとめると、平沼はグローバル教育をやめていない。国内への変更は大人の事情がありそうだ。ということです。
長文失礼。