川和高等学校 - 神奈川県 公立

□川和高校
〈偏差値69〉
〈主要難関大学合格実績〉 東大1 京大1 一橋大3 東工大1 国立医学部1
〈出口実績〉★★★★★
〈現役の強さ〉★★★★★
〈環境〉★★★★☆
〈お薦め度〉★★★★★

柏陽と川和はとにかく入口と比較した出口の良さが目立つ。川和は偏差値の上昇著しい学校の一つで、今こそ偏差値は69だが、現在の大学合格実績を出している世代が入学時は67だった。それを踏まえればこの実績は素晴らしいの一言。偏差値上昇世代が卒業する3年後にはまだまだ上がる。しかも、ほとんどが現役という点にも注目。現役難関私大にも強く、早慶やMARCHの現役率は非常に高い。部活動も神奈川公立の中ではトップクラスの強さであり、遠くからでも入学する価値のある学校である。学校周辺は港北ニュータウンであり、田園都市線沿線には予備校も多い。大学受験には非常に有利な環境であり、環境評価も高評価。

□横浜緑ヶ丘高校
〈偏差値68〉
〈主要難関大学合格実績〉 東大1 京大0 一橋大0 東工大4 国立医学部1
〈出口実績〉★★★☆☆
〈現役の強さ〉★★★☆☆
〈環境〉★★★☆☆
〈お薦め度〉★★★☆☆

東大や国立医学部は浪人組で、現役の難関国立大は弱い。ただし、早慶やMARCHの強さは光る。国公立大学志向は弱く、私大志向の強い学校だ。地味だが安定した実績を残している。入試偏差値は下落気味なので、今の高校受験生が卒業する3〜4年後には、進学実績が下がっているかもしれない。

□光陵高校
〈偏差値68〉
〈主要難関大学合格実績〉 東大0 京大1 一橋大0 東工大2 国立医学部1
〈出口実績〉★★☆☆☆
〈現役の強さ〉★★☆☆☆
〈環境〉★★★☆☆
〈お薦め度〉★★☆☆☆

京大、東工大、国立医学部のすべては浪人合格者であり、予備校のおかげ。早慶大も半分が浪人で現役に弱い。MARCHレベルなら好調だが、このランクの高校で大学合格実績を重視するのであれば横浜緑ヶ丘のを目指すか、あるいはもう少し頑張って川和を目指したい。横浜国立大附属と提携した中高一貫校化予定。

□希望ヶ丘高校
〈偏差値68〉
〈主要難関大学合格実績〉 東大0 京大0 一橋大0 東工大1 国立医学部0
〈出口実績〉★☆☆☆☆
〈現役の強さ〉★☆☆☆☆
〈環境〉★★★☆☆
〈お薦め度〉★★☆☆☆

塾が薦めたくない高校ナンバー1とも言われる希望ヶ丘高校。とにかく大学合格実績が悪すぎる。この世代が入学時の偏差値は69。どう教育すればこんなに悪くなるのだろうか。希望ヶ丘高校は放任教育で有名で、大学受験指導はほとんどない。そのため、現役率が非常に悪く、浪人の多い状況になっている。行事は盛んであり、敷地も広いのだが、これでは薦められない。合格実績を無視するならともかく、普通なら頑張って勉強して、横浜緑ヶ丘や川和を目指すべきだ。