確か、理数科を志望した場合、
第二志望に普通科が選べたと思います。
普通は、理数科受験者の殆どは
第二志望で普通科も出しとくはずです。
で、理数科受験者の成績で理数科合格が
決められ、そのあとで普通科受験者を
合わせた中で普通科合格者がきめられる
こんな感じだったと思いますよ。
それではダメもとでも理数科に志望した方が、言い方悪いですが良ければどちらかに拾ってもらえるんでしょうか?
成績が普通科の合格点以上に達していれば
理数科志望、普通科第二で受験した場合
少なくとも普通科には合格する、という
ことになります。
まずは理数科合格圏OR普通科安全圏で
成績を安定させるようにがんばりましょう。
理数科は
数学と理科の配点を200点満点に換算し、5教科合計700点満点で合否判定します。普通科は各教科100点満点で5教科合計500点満点。
でも、理数科に合格できる方々は、普通科も問題なく合格できるような得点をしているようです。
それはさておき、数字を提示します。
平成27年度入試(つまり、今の高2世代)の結果は以下の通り。
理数科:当初143名、志願変更後143名→理数科で合格82名
普通科:当初353名、志願変更後342名→普通科志望者の普通科合格者239名(内1名は海外帰国生徒等特別選抜による合格者)、理数科志望者で理数科は不合格だったが普通科で合格した者45名
ここの学校の場合、理数科の判定を先にする。理数科不合格者で普通科第2志望としている者(これはほとんど全員だろう)を含めて、普通科の判定をしている。
結局、理数科を志望していた者の県高合格率は(82+45)/143=88.8%(理数科の実質倍率143/82=1.74倍)だったし、普通科志望だった者は239/342=69.9%の合格率(普通科の実質倍率403/282=1.42倍)だったことになる。
今の高1世代は、理数科82名+普通科281名(県高HPより)であり、理数科不合格普通科合格が57名だったとのことなので、(1)理数科全員が普通科を第二志望とした、(2)志願変更後の人数、という仮定でお話しします。
理数科を志望者した163名のうち、82名は理数科合格。57名は普通科に回って合格。24名は普通科も不合格。だから、理数科志望163名の県高合格率は(82+57)/163=85.3%。
理数科に不合格で普通科合格の57名を除いた残り281-57=224名の枠に普通科志望の354名がアタックし、130名不合格。だから、普通科志望354名の県高合格率は224/354=63.3%。
理数科の第二希望で普通科が選択できるシステムには疑問を感じます。それと、普通科の倍率は理数科の志望者も合わせて発表するべきです。
高校なので普通科でも理数系の大学目指せるけど、大学ではないですよね。どうしても理数科(コース)で学びたくて、安全圏の南高校に進学した人もいます。
よく考えて志望校は決めるべきだとおもいます。
・理数科には届かなかったけど普通科なら合格できる子を不合格としてしまうのはもったいないと思います。
・先に理数科の合格者を出してから普通科の選抜に入るシステムでは倍率を合わせて発表するのは無理だと思います。
・南の理数コースは存じ上げませんが、新潟高校の理数科は大学のためだと思います。医学部や難関大を志望する優秀層を集めて進度を早めて授業するくらいが普通科理系との違いです。
偏差値が高いということは理数科目のできが良いということとほぼ等しいです。
わかりやすくて良いシステムだと思います。
どうしても県高じゃなきゃいやなの!という場合、
最初から理数科を目指して対策をしておけばOKですね。
万が一落ちたとしても、
明訓・第一でトップクラスでいけるでしょうから、
高校3年間で十分リベンジできそうです。
医学部・旧帝大レベルなら、
問題なくクリアできるでしょう。
(実際に毎年増えています。)
逆に、
最初から普通科ギリギリ合格ラインを目指していたら難しそうですね。
それにしても、理数科の倍率2倍って、
首都圏の有名校受験に比べたら、
カワイイもんだと思います。
県高は、甲子園でいうところの新潟県代表。
47都道府県のひとつ。
全国から見ると、
無数にある公立高校のひとつ。
そう考えると、
合格しても・不合格でも、
誤差の範囲内だと思います。
ですから、
失敗を恐れずにチャレンジすればいいと思います。
私は凡人の代表のような者ですが、
根拠もなく(成績は市内中学のクラスで5番くらいでした)県高を受験する、
ということを決めていただけでした。
担任の先生や塾の先生が、
中三夏以降の時点で、
「あなたはまだまだ受験できるレベルではありません」
と引導を渡されていましたが、
ダメ元でいいじゃん、
落ちたら、
私立の進学校行けばいいじゃん、
と考えていました。
たった1日・2日の試験で、
合格・不合格が決まるのですから、
いかに内申点が良くても、
試験当日にお腹が痛くなって普段の力を発揮できないこともあるでしょう。
実際、
私よりも数段できる人たち(学年400人中一桁のひとたち。出来杉君レベル)が落ちてました。
試験は紙一重です。
失敗しても大したことないさ、
と考えられればその後とても伸びしろが大きいと思います。
(そういう人は本当にたくさんいます。)
私はたまたま合格しましたが、
入学して最初の試験で、
下から16番目でした(笑)。
あとの15人て誰なんだろ、
とキョロキョロしてました。
そしたら、同じクラスに、いました(笑)。
二人で、俺たち、来るとこ間違ったかな?
と顔を見合わせました。
ですが、時はすでに遅し。
あとは、どれだけ登れるか(昇れるか)。
頑張りましたよ、3年間、二人とも。
なんとか、国立大に現役合格。
その後、私は社会人を経て、
大学院まで進んじゃいました(修士)。
こんなに勉強とか研究好きだったっけ、高校時代(笑)。
今では、大学で教えています(驚)。
うーん、今でも信じられません。。。
今後のライフワークとして、
大学で教鞭をとるかたわら、
博士号を目指しています。
高校時代のクラスメートがこのことを知ったら、
たぶん、みんなひっくり返ると思います(笑)。
でも、ここまで来たら、行くとこまで行ってみます。
結論:どうしても県高じゃなきゃいやだ→理数科合格レベル目指して突き進むのみ。
ものすごく長くなってしまってゴメンなさいm(_ _)m
皆さんたくさんのコメントありがとうございます!第二志望で出せるんですね!
具体例というか、体験談も聞けて、役立てると思います。
とにかく理数科合格向けて頑張ります!