問題となっている 問2 に関して私見を述べさせていただくと、県教組織祖が主張している「不適切」という点については「問題の出し方」については同感である。が、しかし「難易度」という点に関しては問題はなかったと言える。更に「これからの時代を生きていく子供たちに必要な力を見る(=対応力?)」の出題意図にも合致しているとも思う。
センター試験でもそうだが、順を追って理論的に結論へ持っていく、という手順からすれば、このような習ったことのない計算方法の問題でいきなり1の4拓を持ってきたのが問題なのである。ストレートに選択肢の方法で計算するとすべてが24になってそのために受検者がパニックになることはある程度想像できることである。この配慮に欠けていたことは否めないであろう。50分という限られた時間の中で、この問題だけは「え」の答えから考えればできますよ、ということに気付いてください、それが対応力ですよ、というのは中3生には酷すぎる、と思うのである。
具体的にどのように問題を出すべきであったかは字数の関係で書き入れないので分けて次に投稿する。
問2 73×33のように一の位の数が等しく、十の位の数和が10である2桁の自然数のかけ算を普通に筆算するより簡単に求められないかを和也さんは文字式を使って考えてみた。 で、(和也さんの説明)の部分を持ってくる。もちろん(和也さんが文字式を使って考え出した計算方法)という様に替えるが。「え」〜「か」を解答したあとに4択
の「あ」を解答させる。そして同様の計算「い」「う」に当てはまる数を求めなさい、というのが順番通りなのではあるまいか。
下の問題も「110円の買い物をして、考えられる最も少ない数の硬貨でお釣りをもらった後、190円の買い物をしたときに考えられるすべての支払い方に対してのお釣りの金額をすべて書きなさい。と配慮して出題するべきでしょね。そうでなけれは今回のような批判は出てくるでしょうね。
問い2の(1)の「あ」でア〜エでどれも同じ24になって頭真っ白。さらにもう1度計算してやはりどれも同じで「今日の自分はどこかおかしいのか?」と自信喪失・・・でもと、意を決してこの問題を捨てて(2)へ。三平方を駆使してようやくなんとかなるかも・・・でなんとか解答。(3)え、え、ぇ〜総当り検証ジャン!・・・で時間を食って、気づいたら残りの問題を先にやった方が良かったと思った瞬間、次の追い打ちパニック。終わった・・・血の気が・・・中3生ならありうるな。
新米記者さんがここに信毎の記事を載せて下さったのを何回も読みました。それからその新聞を買いに行きました。
受験の時、
数学には冷や汗が出て、血の気が引いていきました。無事合格できましたが、その時は本当に落ちるかと思いました。
この記事はいろいろ意味で記念になります。
新米記者さん載せて下さってありがとうございました。