併願しないのは自信があるからでは?
漠然とした質問で、すみませんでした。
家庭の事情で私立は受験できません。
学力が高くなく、過去総合テストは、260〜270。5回目は301点と少し上がりました。
もし不合格だった場合、2次募集する学校を受験する覚悟もできていますが、どうしても美須々に進学したいと思って頑張っています。
あと何点頑張ればいいって目標を持って、頑張りたいと思います。
ボーダーラインは何点位ですか?
何点取れば安心して合格できますか?
大変失礼しました。事情は理解しました。お詫びの印に、ココを見た人だけが得する情報をお伝えします。
この掲示板に回答された方の安全圏に対する大体のコンセンサスは、内申32くらいで入試当日の結果が300点程度だと思います。300点は平均点(過去5年の平均の平均270点前後)の30点くらい上ということになります。これを検証してみたいと思います。
平成31年を例にとります。
平成31年の第4学区全体の後期受験者数は2436人です。1218人目が中央値ということになります。母集団が小さければ、平均値と中央値が一致するとは限りませんが、2000人はかなり大きな集団ですので、1281人目がだいたい全体の平均(31年の公立入試平均は282点)になると仮定します。この1281人目の人はどこの高校の受験生になるでしょうか。
高校ランキング順に31年度の受験者数を合算していきます。
深志363縣普通科287縣特色学科48蟻ケ崎334大町岳陽学究科26。合計1058人。まだ1218に届きません。美須々の281人を加えたところで合計1339人。1218を越えました。受験生の中には実力レベルを落として受ける人や実力に見合わないダメ元受験する人もいると思いますが、大勢には影響ないと判断して続けます。単純計算で1218番目の人は美須々受験生の中では160番目ですから中の中から中の下といったところです。しかし実際、蟻ケ崎の下位層と美須々の上位層の成績には逆転も見られますので、中央値の人は美須々の下の上くらいに位置していると推測してもよいでしょう。この下の上というのは合格可能性60%ライン、いわゆるボーダーラインのことです。昨年の入試平均点(282点)は奇しくも美須々のボーダーラインだったんです。そこから30点程度上がおよその合格者平均になるのでしょう。過去5年の平均の平均が270点前後ですから、例年並みであれば300点くらいになります。300点くらいあれば安全圏というコンセンサスはここ5年くらいに限って言えばかなり正しい判断といえます。
内申31ならば概ね受験生の平均くらいですので、今年も例年並みの試験内容であれば270〜280点ボーダー、300点安全圏。と考えて目標を設定すればよいと思います。
ところで、今年はどのくらいの最終倍率になると思いますか?倍率が高ければボーダーも上がります。
丁寧で分かりやすい説明をしていただき、ありがとうございます。
とても参考になり、一段とやる気が湧いてきました。
後期選抜まで残り40日を切りましたが、着実に力を着けられるように努力していきたいと思います。
ありがとうございました。
がんばってくださいね。
余談ですが、ついでに倍率の話を・・
競争率がどのくらいになるのか受験生は皆気になるところですよね。前年が高倍率だったりすると余計気になります。倍率にも隔年現象があって、上がれば下がりを繰り返しています。昨年は戦後はじめて事実上の定員割れになり、合格最低基準が用いられて、200点ちょっとの受験者まで合格となっています。今年はその反動なのか第一回志望調査で348人が志願し、かなりの人気ぶりです。しかし二回目の調査では304人と例年並みに落ち着いてきました。願書締め切り時には再び人気化すると思われますが、 最終的には落ち着いて320人程度になるのではないかと見ています。
今年は深志高校で定員が減りますので、多少影響が出るかもしれません。こちらをご覧ください。
美須々の最終倍率の推移
平成19年(1.16倍) 20年(1.21) 21年(1.34) 22年(1.14) 23年(1.23) 24年(1.21) 25年(1.11)
26年(1.09) 27年(1.25) 28年(1.08) 29年(1.09) 30年(1.13) 31年(1.00)
定員は19年〜21年が238人。22年272人。23年280人。24年〜28年320人。29年より280人。
24年までは総受験者に対し定員が少なく1.2倍程度の高倍率でしたが、25年からは定員増に逆行するように少子化の影響で受験生が減っていきます。それで1.1倍程度に落ち着いてきました。27年は深志で定員40人減、30年は縣、蟻ケ崎で定員減があり、多少の影響がでていると思います。
志望調査から最終倍率への推移
第一回志望調査→第二回志望調査→願書締め切り時(志望変更前)→最終倍率(志望変更後)
平成27年 383人→305人→409人→401人
平成28年 362人→304人→337人→344人
平成29年 353人→321人→300人→306人
平成30年 324人→299人→325人→316人
平成31年 326人→279人→283人→280人
令和2 年 348人→304人→?→?
例年最終倍率は第一回調査と第二回調査の間くらいの数字になることが多いようです。
それプラス、深志の定員減。前年の反動。少子化による受験生の減少。その割合に比して第4学区の相対的な定員は減っていないこと。などを加味しても最終的に1.5倍以上にはならないだろうと推測します。
間違えました。
訂正
最終的に1.5倍以上にはならない ×
↓
最終的に1.15倍以上にはならない 〇
細かく教えて下さり、本当にありがとうございます。
とても分かりやすく、受験への細かなイメージまでグッと、つかめました。
最終志願者数が今より多くなる事も、しっかり頭に入れ、頑張りたいと思います。
頑張る勇気をたくさんいただき、とてもスッキリした気持ちです。
本当にありがとうございました。
美須々、無事に合格することができました!!
細かなアドバイスと勇気をいただいたお陰だと思っています。
もちろん、自分でも最後まで諦めずに頑張りました。
美須々での高校生活が始まったら、またいろんな事に全力で頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
↑
最初に質問した者です。
いや〜本当によかったです
最後までよく頑張りましたね
今年一番うれしいかも
今年はコロナショックでいろいろと大変な年になりそうですが、楽しいこともいっぱいありますよ
頑張ってください
本当にありがとうございました!!
お返事までいただけて、嬉しかったです。
高校生活、頑張ります!