子供が受験して合格をいただきました。
◎日程と倍率
2020年から試験日が11/23の1回のみになりました。倍率は、2020年は極端な落ち込みがありました(恐らくコロナの見通しが不透明で、松本平外からの受験者が減った?)が、今年はWithコロナの雰囲気が見えてきたのか、倍率2倍程度に戻しました(併願者を考えると実質倍率はもう少し低いはず)。
今後もたぶんこの程度に落ち着くのではないかと。
ちなみに子供によると、隣に都内からお試し受験をしにきていた子がいたそうです。昨年なら絶対回避していたでしょうね。
◎問題
過去問は学校から入手できます。
ご覧になるとわかりますが、首都圏の中堅校の標準的な問題の難易度で、四谷大塚の「四科のまとめ」や日能研の「ベストチェック」くらいが解けていれば、問題なく受かるでしょう。
特徴としては、
1配点が、算数150点・
国語100点・理科50点・社会50点という算数重視ぶりです。差が付くなら算数です。概ね難易度は普通ですが、パズル系の問題(自分で手を動かして推測させる)が1題と、難易度は普通ですが解法を説明させる問題が1題程度出ます。
2
国語に傾聴テストがあります。詩が1題、自然科学の時事的文章(その年のノーベル賞のトピックなど)が1題です。
ただし
国語の配点には含めず別途段階評価するそうです。当方の憶測ですが、傾聴が極端にできない子は、勝手に思い込むタイプ(要は発達障害系)の可能性があるので、そういう子をあぶり出すのに使っているのかもしれません。
3理科社会は平易かつワンパターンです。
過去問を数年分やれば誰でも点数が取れるので、恐らく差は付かないでしょう。なお、11月という時期もあり、社会の歴史は途中までしか出ません。
◎作文、
面接について
作文は「○○について」という1テーマで書かせる形式です。
面接は集団形式でとくに細かいことは聞かれないそうです。いずれも段階評価なので、筆記ボーダーの当落判断などにしか使われないでしょう。