中3の時の塾では、理数科後期は県平均+150がボーダーと言われました。
普通科が県平均+70ぐらいで受かるから、その差はすごいです。
理数科後期の募集はたったの4人ですからね!
ポイントは傾斜配点1.5倍の
数学と理科です。
ともに90点を超えれば落ちないでしょう。
伊那北高校WEBサイトより…
学力・人物ともに優れ、
国語・社会・
数学・理科・
英語の5教科で優秀な成績を収め、特に、自然科学に対する探究心が旺盛な者。
これは理数科前期選抜の募集観点です。「人物が優れ」ってどんな感じの人なんですかね〜?
私の身近にも伊那北理数科に行った人がいますがそいつは昔から私を
いじめるばかり、表向きでは言い顔をして裏ではすごく汚いことをしていたのですが、それは「人物が優れ」になるのでしょうか?(たぶん成績が良かったせいかもしれませんが…)
理数科って聞くからには科学実験みたいなおもしろそうなことをやりそう(つまり響きが良い)と思ったのですが、蓋を開けてみると大学進学するための特進コースみたいなものじゃないですか。ようは学歴作りのための通過点ですね(課題研究は一応あるようですが……)。
私が昔お世話になった生物の先生にノートを出す際にメッセージを書いたらこんな返事を書いてくれました…
日本の社会は「ムラ社会の集合体」と言う人がいます。いろんな「ムラ」(村)はあってそれぞれのムラに入るためにテストで勝たなければいけません。大学も、職業もみんなそうです。しかし、テストで良い点をとることと、仕事ができることは、必ずしも一致しないと感じています。私は、今までいろんな大学と職場を見て来てそう思います。難関の試験を突破して仕事をもらっても、その仕事が自分に合っているかどうかは、やってみないと分からないのです。
アメリカの場合は、一度仕事をして経験を積んでから、仕事を辞めて大学院に入る人が沢山います。仕事をしてみないと、自分がどう成長したいか、学びたいかが、分からないと思いませんか?日本の場合は、自分が何をしたいか何ができるか分からないまま、とりあえずテストの勉強をして、入れる会社に入って、そのまま一生を終えるのが普通です。この人生 おもしろいのでしょうか…。
明後日は合格発表ですが、伊那北を受検した諸君、在校生、OBの諸君……、このメッセージをあなたはどう受け止め、勉強しようと思いますか…?