入学時の
偏差値は正しいのかもしれません。事実公立に受かればそちらに行く方が大半ですから。ただし入ってからしっかり尻を叩かれる。その結果が大学合格の結果に表れています。今年は多少専願も増えてきたとの事ですけど。
※特別選抜類型に限る。
通常学校の
偏差値は合格者最低点の
偏差値を指しますので、成績の良い生徒が何人いようと最低点が上がらないと高校の
偏差値レベルが上がったことになりません。
でも進学実績に魅せられて、希望者が増えていけば将来的に
偏差値レベルは上がっていくと思います。
高校の
偏差値を決める手掛かりの一つは
模試参加者の合否の聞き取りです。
模試は当然限られた人数しか受けませんので
模試参加者の最低が
偏差値70であればそれがその
模試における高校の合格
偏差値ということになります。
模試の規模によっても違いますし、志望校によっては受験者一人ということもあり得ます。
偏差値サイトの編集基準によっても編集年度によってもちがいがでてきます。厳密に考える必要はないでしょう。
そもそも私立は公立と選抜方法が異なります。単純に比較することはできません。
併願希望者より単願希望者の点数の方が低いですし、追加合格を出すことでも
偏差値は下がります。
特別選抜類型探究コースの
偏差値52が合格者の中の、ある
模試での最低点の
偏差値であると考えると妥当な線ではないでしょうか。
受験校の中の
模試参加人数はおそらくですが、深志、県、蟻ケ崎の方が都市大より多いと思います。
模試の参加者が多いほど実際の合格者の(
模試の時の
偏差値の)上下のブレは大きくなるのが一般的です。
ちなみにですが
偏差値70以上は全体の上位2.28%に相当します。
ざっくりですが第4通学区の後期選抜の募集人員2247名のうち深志への割り振りは280名なので10%以上を割り振られていることになります。
偏差値で言えば63で上位9.68%なので、
模試の時と紐付けて最低点の子が70ということは、その
模試はサンプル数が非常に少なかったとしか考えられなくなります。サンプル数が少ない
模試をもとに数値を出すのもどうなのでしょう…。
当日の試験の出来如何によって、普段の
模試は足りてなかったけど本番はがんばれた、という子も出てくるので深志でいえば実際には
偏差値65くらいでも充分受かる可能性は出てくると思いますよ。
なのでこのサイトの
偏差値情報はあまり当てにならないのではないかなと思いますよ。
ただそれで良いかと言えば…こういう情報はどの学校に進むかの大きな判断基準にもなるのでもう少し正確性があったほうが良いと思います。特に都市大のような入学者の学力の幅が広いであろう学校や私立の学校は数値化が難しいのはわかるのですが、いくら単純化することはできないとは言え、
偏差値は単純化することが出来るツールなのである程度の正確性は大切だと思います。
なかなか調べましたね^^
深志の70に疑問をお持ちのようなので、もう少し詳しく計算してみます。
母集団の取り方によって、深志の
偏差値も変わってきます。
後期選抜の定員を母集団に想定すると280/2247で上位12.46%で
偏差値61くらいになりますね。
でも、
模試を受ける生徒は公立後期だけを受ける生徒ではありません。
模試受験者をサンプルとして知りたい全体は、今年の受験生全員の動向です。
だから本当に知りたいのは、深志定員/第四通学区全受験生(物理的に通学困難な木曽・小谷方面の生徒は少し割り引いた方がいいのですが)ということになります。
平成30年度の調査ですが、今年の第四通学区の全3年生は 4,246人です。ここ数年の高校進学率が99.1%なので、これを乗じて4207人です。
280/4207は6.65%です。これは
偏差値65にあたります。私の計算でも深志の
偏差値は65というのが妥当です。
だからサンプルの少ない
模試は信頼度に欠けると仰るのはその通りだと思います。
偏差値サイトは複数存在しますので、できるだけ比較した方がよいでしょう。
ところで、私立については上で書いたように公立とは違った考え方が必要と思われます。
長野県の私立高校はまだまだ公立の補助的立場に甘んじておりますので、公立に落ちたら行く高校という立場を脱却できないと正確性を求めるのは無理だと思います。
実は松商の一般入試でその計算をしようとして恥ずかしながらお手上げになってしまったのです。
公立はほぼ定員どおりの人数が合格になるわけですが、私立はそうではありません。松商の去年は追加合格含めて100以上が合格しています。今年の合格者は50人程度です。
毎年大幅に合格者が変化し、競争率も2倍から5倍と変動する中で正確性を追求するのはもはや不可能だと思いました。だから私立の
偏差値というものは一般入試では確定できないのです。
むしろ推薦で入った生徒の評点を比べてみるのが一番正しい方法かと思います。同じくらいの評点の生徒がどのくらい点数を取っていたかわかればだいたいの
偏差値が推定できます。
サンプル数が少ない、信用度の低い
偏差値サイトでもいくつか比較すれば、概ね状況はつかめます。
偏差値サイトをいくつか覗いてみました
その1
東京都市大学塩尻高等学校特別選抜類型探究コース
偏差値52
東京都市大学塩尻高等学校特別選抜類型国公立難関私大コース
偏差値50
東京都市大学塩尻高等学校文理進学類型特別進学コース
偏差値42
東京都市大学塩尻高等学校文理進学類型特別進学スポーツコース
偏差値42
東京都市大学塩尻高等学校文理進学類型総合進学コース
偏差値38
その➁
38 - 52 東京都市大学塩尻高等学校
その➂
特別選抜類型探究コース52
特別選抜類型国公立難関私大コース50
文理進学類型特別進学コース42
文理進学類型特別進学スポーツコース42
文理進学類型総合進学スポーツコース38
文理進学類型総合進学コース38
だいたい似たかよったかですね。
ココのサイトの48というのは何ですかね?
平均したのかな?
いつも塾講師さんの投稿をいろんな学校のところで拝見して丁寧な回答をしてくださっていて、受験生には頼もしい存在だろうなと思って拝見しています。
さて、実はそれほど調べたわけではないですし、深志の70だけがおかしいと思っているわけではないです。
このサイトの
偏差値は、他県や他学区はわかりませんが、体感的に深志、県、蟻ケ崎の
偏差値は高く、私立特進系(全体で評価されるから?)は低いな、と感じています。情報的にも古いように感じているので最近伸びてきている都市大は評価が追いついていない気がしています。もちろん松商の特進が52ということもないと思います。
母集団のとり方で
偏差値の位置づけが変わってくるのはそのとおりですが、第4学区の全受験生で考えるのはちょっと無理があると思います。
第4学区のほぼ全員が公立高校を第一志望とし、ほぼ全員が前期または後期選抜を受けるのであれば母集団は
模試を受ける「公立後期だけを受ける生徒ではない」集団を母集団にしてもいいと思いますが、現実的にはかなりの人数が私立専願などで公立を受けません。
専願に流れる生徒さんは乱暴な話になりますが特待生枠の子などを除けば、おそらく公立高校を受ける子たちより
偏差値的には下がってくるのは確かだと思います。そうなると実質のところはやはり深志なら上位12.46%の
偏差値61では無いけれど塾講師さんがおっしゃるように65(当日よくできた子なら63程度)くらいが合格最低ラインになってくるだろうというのが、進学実績を見ても感じているところで、70が合格最低ラインということはありえないと思っています。
これは県、蟻ヶ崎にもいえることでおそらくですがそれぞれ最低ラインであれば60、55くらいが最低ラインだと思っています。ボリュームゾーンはそこにプラス2〜4だと思いますが。
いすれにしてもこのサイトではその3校の評価が高いのがちょっと不思議なのです。
また、定員すれすれや定員割れの公立は最低ラインはかなり下がってくるので、最低ラインをその高校の
偏差値として考えるやりかただと、応募人数によって年ごとに大きな変化が出てしまうため、指針としては使い勝手の悪い指針になってしまうと思います。あくまでも高校の
偏差値が合格最低ラインででてくる、ということであればです。
私立に関してはおっしゃるとおりで、まだ長野県では公立の補助的な役割と思われていると感じていますが、
授業料の補助なども始まるため、今後は私立を第一の選択肢に考える人が増えてくるのと、施設やカリキュラムの充実度、面倒見の良さなどを比較するとあきらかにメリットは私立にあるということが、特に今年から顕著に出てきているのではないでしょうか。
そのため今年は推薦枠で私立を希望し、松商にしても第一にしても都市大にしても一般枠が例年に比較して少なくなってしまったのだと思います。
そうなってくると確かに私立の、しかも多コースを持つところは正確性を求めるのは難しいのですが、できればコースごとの評価などもう少しきめの細かい情報だといいのかなと思っています。
どこかに書いてあるのかも知れませんがこのサイトでは
偏差値の数字が何を根拠にしているのか(あるのかしりませんが旺文社
模試とか駿台
模試とか)の出典を書いておいてほしいのと、何年のデータをもとにしているかを書いてくれないと、あまり当てにならないような気がしています。
なので質問者さんが都市大はちょっと低いのでは?と感じられたのもあるていど実際に即した感覚のような気がしています。
なんの根拠もありませんが今回で考えると、すこし甘めですが
特選探究であれば蟻ヶ崎中・下位〜美須々上位
特選国立であれば蟻ヶ崎下位・不合格〜美須々中位くらいにはなってきているような気がします。
文理進学が美須々下位〜田川という感じでしょうか。文理進学はちょっと自信ありません。
そうなってくるとここのサイトのそれらの高校との整合性が取れてないような気がしています。
そして大事なのが3年後ですが、3年後にはおそらく公立に進むよりもワンランク上がっているような気がしています。
もちろんそれは入学時の評価ではないので今回のお話とは関係がありませんが、もう少し高い評価が出ても良いような気がしています。
このサイトの
偏差値だけに限って言うなら、ちょっとおかしいな、ということになりますね。
複
数学科をもつ学校についても一つの
偏差値が示されるだけで、何を意味しているのかも示されていません。学科ごとの
偏差値の平均なのか、特定の学科の
偏差値を代表値として表しているのか、いつの年度が対象なのか、まったくわかりませんね。
このサイトの
偏差値については、毎年更新されているようにも思えませんし、気にしないほうがよいのではないでしょうか。