いつも塾講師さんの投稿をいろんな学校のところで拝見して丁寧な回答をしてくださっていて、受験生には頼もしい存在だろうなと思って拝見しています。
さて、実はそれほど調べたわけではないですし、深志の70だけがおかしいと思っているわけではないです。
このサイトの
偏差値は、他県や他学区はわかりませんが、体感的に深志、県、蟻ケ崎の
偏差値は高く、私立特進系(全体で評価されるから?)は低いな、と感じています。情報的にも古いように感じているので最近伸びてきている都市大は評価が追いついていない気がしています。もちろん松商の特進が52ということもないと思います。
母集団のとり方で
偏差値の位置づけが変わってくるのはそのとおりですが、第4学区の全受験生で考えるのはちょっと無理があると思います。
第4学区のほぼ全員が公立高校を第一志望とし、ほぼ全員が前期または後期選抜を受けるのであれば母集団は
模試を受ける「公立後期だけを受ける生徒ではない」集団を母集団にしてもいいと思いますが、現実的にはかなりの人数が私立専願などで公立を受けません。
専願に流れる生徒さんは乱暴な話になりますが特待生枠の子などを除けば、おそらく公立高校を受ける子たちより
偏差値的には下がってくるのは確かだと思います。そうなると実質のところはやはり深志なら上位12.46%の
偏差値61では無いけれど塾講師さんがおっしゃるように65(当日よくできた子なら63程度)くらいが合格最低ラインになってくるだろうというのが、進学実績を見ても感じているところで、70が合格最低ラインということはありえないと思っています。
これは県、蟻ヶ崎にもいえることでおそらくですがそれぞれ最低ラインであれば60、55くらいが最低ラインだと思っています。ボリュームゾーンはそこにプラス2〜4だと思いますが。
いすれにしてもこのサイトではその3校の評価が高いのがちょっと不思議なのです。
また、定員すれすれや定員割れの公立は最低ラインはかなり下がってくるので、最低ラインをその高校の
偏差値として考えるやりかただと、応募人数によって年ごとに大きな変化が出てしまうため、指針としては使い勝手の悪い指針になってしまうと思います。あくまでも高校の
偏差値が合格最低ラインででてくる、ということであればです。
私立に関してはおっしゃるとおりで、まだ長野県では公立の補助的な役割と思われていると感じていますが、
授業料の補助なども始まるため、今後は私立を第一の選択肢に考える人が増えてくるのと、施設やカリキュラムの充実度、面倒見の良さなどを比較するとあきらかにメリットは私立にあるということが、特に今年から顕著に出てきているのではないでしょうか。
そのため今年は推薦枠で私立を希望し、松商にしても第一にしても都市大にしても一般枠が例年に比較して少なくなってしまったのだと思います。
そうなってくると確かに私立の、しかも多コースを持つところは正確性を求めるのは難しいのですが、できればコースごとの評価などもう少しきめの細かい情報だといいのかなと思っています。
どこかに書いてあるのかも知れませんがこのサイトでは
偏差値の数字が何を根拠にしているのか(あるのかしりませんが旺文社
模試とか駿台
模試とか)の出典を書いておいてほしいのと、何年のデータをもとにしているかを書いてくれないと、あまり当てにならないような気がしています。
なので質問者さんが都市大はちょっと低いのでは?と感じられたのもあるていど実際に即した感覚のような気がしています。
なんの根拠もありませんが今回で考えると、すこし甘めですが
特選探究であれば蟻ヶ崎中・下位〜美須々上位
特選国立であれば蟻ヶ崎下位・不合格〜美須々中位くらいにはなってきているような気がします。
文理進学が美須々下位〜田川という感じでしょうか。文理進学はちょっと自信ありません。
そうなってくるとここのサイトのそれらの高校との整合性が取れてないような気がしています。
そして大事なのが3年後ですが、3年後にはおそらく公立に進むよりもワンランク上がっているような気がしています。
もちろんそれは入学時の評価ではないので今回のお話とは関係がありませんが、もう少し高い評価が出ても良いような気がしています。
このサイトの
偏差値だけに限って言うなら、ちょっとおかしいな、ということになりますね。
複
数学科をもつ学校についても一つの
偏差値が示されるだけで、何を意味しているのかも示されていません。学科ごとの
偏差値の平均なのか、特定の学科の
偏差値を代表値として表しているのか、いつの年度が対象なのか、まったくわかりませんね。
このサイトの
偏差値については、毎年更新されているようにも思えませんし、気にしないほうがよいのではないでしょうか。