商業は文系学科です。これまで学んだ
数学の知識、具体的には連立方程式、関数、図形等を、情報ステムや簿記に使う場面はぼぼありません。そもそも計算はパソコンや電卓(そろばんもあり)がします。
ですので、理系学科が苦手なことは何も問題にならないと思います。
ただし、
数学的な論理思考が何らかの良い影響があるのかも知れないとは思うこともあります。ですので、現在あなたが
数学を学んでいること自体が無駄とは思いませんが、目先のことだけをいうとこういう答えになるということだけ付け足しておきます。
そろばんが得意で計算が好きというのはとても有利です。簿記が必要とする計算はそろばん又は電卓で計算する範囲です。それに慣れている(苦でない)ということは有利です。簿記は会計規則や税法に準拠して計算過程を導き出すことが重要であり、計算行為そのものは難しいものではありません。計算が早いということは時間が無駄がとても少ないです。簿記は法学に近いものです。
国語が苦手という件は、そのことが直ちに不利とまでは言い切れませんが未知数です。なぜならば、あなたが苦手としている
国語はテストのための(高校受験のための)
国語だからです。ですので
国語が得意な人は有利な可能性があるとは思いますが、
国語が苦手だからといって必ずしも不利とは言い切れません。なぜならば私も苦手だったので。それぐらい商業科目と普通科目は異質なものということです。
私個人的な意見ですが、高校選びは科目の得意不得意は度外視して選べば良いのではないかと思っています。「大学受験に特化した普通高校に行きたい」と思うなら普通科、「商業や経営を学びたい」と思うなら商業科、「工業や建築を学びたい」と思うなら工業科、もしくは「何となくあの学校に行きたい」でも良いと思いますが、このように漠然と選べば良いような気がします。
世の中は「やってみなければわからない」と思うことばかりだと常々思うからです。