卒業生で現在大学生の者です。質問にお答えします。
1、ピアノの課題曲はほぼ毎年変わりませんが多少の変化があるのでホームページを参照したり、自分のついている先生に確認して下さい。実際に私が受けた時と現在で変わっています。
2、3、副科はピアノ専攻で受けるなら試験はありません。ピアノ専攻の場合入学してから副科を決めます。1、2年では弦楽器の中から選択、3年になってからは声楽です。もし
マリンバを学びたいのであればマリンバ専攻という形になりますが、もちろん専攻なので楽器が必要です。ピアノ以外の楽器で受験する場合は副科は絶対ピアノですが、入試にピアノの試験はあります。こちらも課題曲はホームページで確認して下さい。
4、私も勉強が苦手で中学の頃は200点台でしたし、内申も低かったです。合格はできますが入ってから課題は多いしテストは難しいしでとても大変です。もちろん進学校なので
模試もたくさんです。赤点が多すぎると親呼び出しです。音楽科で呼び出された人は聞きませんが普通科では親呼び出しになっていた人がいました。
5、将来音楽の先生になりたいならば、高校の普通科で文理選択があるように音楽科では実技系と教育系に分かれます。そこで教育系に進み、実技系には必要のない教科などを勉強します。大学は教育学部の音楽専修、という形です。もちろん音大などの音楽教育コースなどもあります。教育学部であれば小学校の免許が取れます。音大の音楽教育コース等は学校によって違うので分かりません。音大の演奏学科や器楽科などでも教員免許は取れますが、中学以上です。免許の違いについては学校の先生などに聞いてください。
加納の音楽科は定員割れしているので入るだけならほぼ誰でも入れます。頭が悪くても全然演奏が下手でも。その代わり入ってからもちろん実技も試験があるし、普通教科もありながら音楽教科もあるので大変です。音大や教育の音楽に進むなら音楽の知識が付けられるので有利ですが、他の道も考えている場合音楽関係にしか進めなくなるのでそこはそれぞれの判断に任せます。
自分の好きなことができて楽しいと思う人もいれば、それが辛いという人もいるし、何より音楽はお金がかかります。親ともきちんと相談して下さい。公立の音大等はものすごく難関です。私立の音大は逆にゆるすぎて誰でも入れます。
音楽科のコンサートや、体験入学等あるので学校や先生に確認して行ってみてはどうですか。