少し難しくなりますが、勉強というのは国が用意した優秀な人材を効率的に社会に送り出すための「選別」システムです。
よって、選別が目的なので、社会に出てから役に立つことはありません。
噛み砕いていえば、みんなできれば東京大学に入りたいけど、大学受験者全員が東大を受けたとしたら何十万人という数になり選ぶ方も大変だから、小学校、中学校、高校でテストを受けさせて選別して効率的に優秀な人間を絞って行くということです。
では、それを踏まえて高校受験を考えてみましょう。
具体的にはもう400点以下は選別から落ちています。
リンさんの点数ではおよそ到達できるレベルではありません。
では、社会に出ても何の役にも立たない勉強をこれ以上続けて、何の意味があるのでしょうか?
歴史なんてネットで見た方が分かりやすいし、
数学なんてエクセルで簡単に計算できてしまいます。
リンさんがこれから生きて行く上で必要なことは、他にあると思いませんか?
国からの選別からは外れたことを理解し、自分に向いていると思う専門性が高い分野に進んだ方が私はいいと思います。
くどいようですが、リンさんにとって勉強は既に必要ありません。100-350点は選別から外れますから。
選別以外も用途で歴史の暗記が人生の役に立つというなら、是非お伺いしたいです。