今年国立大学に合格した者です。
部活はあまり関係ありません。国立関わらず、進学に一番必要なのは評定平均値(※1)と課題研究(※2)です。
そもそも、大学の進学には基本的に推薦制度を使います。各大学が評定平均値の基準を定めていて、それ以下の評定平均値であれば出願することができません。具体的には、国立大学の場合は4.3〜4.5以上、それ以外の大学の場合は3.8〜4.0以上の成績を求められることが多いです。ですので、評定平均値が重要になります。
課題研究は、推薦制度の選抜試験において、
面接や
小論文を書くときに生かされます。
※1 高校の成績は各教科10段階評価で、それを5段階評価に直して全体を平均した値のことです。内申だと思ってもらって構いません。
※2 普通科にはない専門科目です。各自で課題を定めて、研究を行い、考察や結果をまとめる科目です。
どの学科も国立大学への進学者を出していますが、多く輩出しているのは生物工学科と動物科学科、
環境科学科です。特に生物工学科は、農業高校の中でも設置している高校が少なく、かつ内容がバイオテクノロジーなどのかなり大学と近い授業を実施するので、国立大学が推薦生に求めているような技能が身につきやすいと言われています。過去には京都大学や筑波大学への進学者も出しています。
動物科学科は、畜産系への学科に行く人が多いです。また
環境科学科は、工学系の学部に進学出来ます。学科によって、進学できる学部が異なるので、もし大学が決まっているようでしたらそちらに合わせた学科に進学してください。
岐阜農林高校は、第一志望から第三志望まで学科を志望できます。基本的には、第一志望が優先されます。詳しい説明は省きますが、聞いた話では、ボーダーラインで足切りをして、残った人から成績順に枠を埋めていくそうです。定員割れをしている学科は、第一志望に落ちてしまって第二希望第三希望に書いた人から選びます。
他に質問があればまた返信します。受験頑張ってください!