センター試験で9割以上の高得点を取る為に必要な暗記量は「世界史≧日本史>地理」という感じだと思いますが、地理は暗記しているだけでは9割以上取ることは難しく、9割以上取る為には地図や統計資料を読み取る能力が必要だと思います。一方で、世界史/日本史は暗記さえしていれば、比較的容易に9割以上取れると思います。
つまり、(別のスレにも書き込んだけれど)出来るだけ少ない勉強時間でセンター試験7・8割取りたいのであれば地理、ある程度勉強時間を割いて9割以上取りたいのであれば世界史/日本史の方が良いと思います。
医学部でセンター試験の配点が高い大学を受験する場合(例えば、浜松医科大学はセンター試験の配点が高い部類の大学になります。)、センター試験地歴の得点も重要になると思います。A:前期試験やセンター試験現国の得点を10点上げる、B:地理選択で80点から90点に10点上げる、C:世界史選択で80点から90点に10点上げる、という3つの中で、Cが一番容易だろうと思います。
一方、前期試験の配点が高い大学(旧帝に多いです)を受験する場合は、足切りをクリアすればよいので、センター試験地歴の得点はそれほど重要ではないという感じになります。(例えば、東京大学の場合、センター試験と前期試験の比重が1:4で、センター試験地歴で10点多く得点しても、前期試験の2.5点分にしかならないので、センター試験地歴で10点多く取る努力をするよりも、前期試験の化学あたりの得点を数点多く取る努力をした方が良い、という感じになります。)
現時点で、志望校までは決まっていないのだろうけど、センター世界史は暗記さえしていれば9割狙えますので、世界史を選択したことは間違いではないと思います。2年生の時に英・数・物・化のInput(基礎習得)をある程度済ませてしまえば、3年時地歴の勉強に時間を回せますし、
英語や化学の無機・有機の勉強を通じて、自分なりの暗記の方法を身に着けてしまえば、センター世界史の暗記にそれほど苦労することはないと思います。ですから、いたずらに2年生の時に世界史の勉強に時間を回すよりも、
英語や化学の勉強を通じて自分なりの暗記の方法を身に着けてください。
(2年生の時に余裕があるのであれば、地歴よりも古典の勉強に時間を回したほうが良いと思います。)