愛知工業大学名電高等学校 - 愛知県 私立

まず名電の成績評価システムについて説明します。

各教科において、一学期と二学期は、それぞれの学期で各2回の定期テストの合計実得点（満点で200点）に0.4を掛けます（満点で80点）そこに提出物、授業態度、先生の気分などで付く平常点（20点満点）を足します。これが各学期の得点です（満点で100点）。この得点が39点以下だと追試になります（いわゆる赤点）。この追試に合格すれば、その学期の得点は40点とみなされます。合格しなければ、そのままの得点で扱われます。

三学期は、学年末テストの一回の点数に、0.8を掛け（満点で80点）、そこに平常点（満点で20点）を足します（満点で100点）。三学期の得点に対する追試はありませんので、39点以下でもそのままです。

一学期から三学期の得点を合計したもの（満点で300点）が学年の得点になります。120点以上で単位認定です。もし、これが120点を下回った場合、進級判定会議にかけられた上で、学年末追試を受ける事になります。学年末追試に合格すれば、学年の得点を120点とみなして単位を取得することができます。不合格の場合でも、改めて進級判定会議にかけられ、会議を通過できれば再追試を受けることができます。しかし、追試の教科数が多かったり、合格の見込みが無いなどとして進級判定会議で見込みなしとされると、単位が認定されません（=留年）。

名電高校では、時間割にあるすべての教科が必修科目になっています。つまり、すべての教科で単位を認定されなければ進級・卒業することができません。つまり、副教科であっても学年末追試を取り不合格になれば進級できません。
なお、家庭科など一部の教科、専門学科の実習・先端科学技術入門などについては計算方法・単位認定方法がこの限りではありません。

また、今回一学期の定期テストは新型コロナウイルスの影響で1度しか行われませんので、100点満点のテストに0.8がけして平常点20点を足した100点満点（通常の三学期と同じ）計算方法になります。

副教科なめたらあかん。