結論から言ってしまいますと、
センターのみ、難関私立大学を目指したい方は世界史を
国公立大学重視の方は日本史を履修した方がいいです。
世界史は、一見覚える量が多そうではありますが、その分各地域ごとについて覚える量は比較的浅いと言えます。
しかし、日本史は、中学の段階である程度の学習をしており、大きな流れは皆知っていますが、世界史は四大文明や市民革命など、スポット的に学習しただけですから、一から学んでいく感じです。
例えば中国史や、ヨーロッパ史を中心にアジア各地の王朝変遷を並列で覚えていかねばなりません。似たような名前も多いです、漢字もカタカナも覚えるのが苦痛という人は多くいます。
しかし、人によっては知らないことばかりで、学習していくたびに面白いと感じます。
ただ、流れを覚えるのが大変です。
なお、世界史は、社会人になってからの一般教養として現代の社会情勢理解するのにかなり役に立ちます。
対して
日本史では日本のことだけしか学びませんが、その分それぞれの時代について深くじっくりと覚える必要があります。また人物名や事件名も全て漢字なので覚えにくい部分があります。
漢字が苦手の方は本当に苦労します。
人名地名など似たものがあるのでかなりの注意が必要です。
資料の問題を読むのに古文と文学史の知識が大変役に立つので、
国語の入試問題で役に立ちます。
書店で売っている日本史の問題集がたくさんあるので、その問題集を何冊かやると決めてやり続ければ、暗記が苦手でも自然と頭に残るので、世界史よりも勉強がしやすいです。