高校生なので仕事のことはわかりませんが、
国教は
英語だけでなく、第二外
国語も学べます。
(普通科の高校ではまず学べません)
言語系の仕事をしたいなら、
英語はもちろんですが、多言語を話せた方が有利ですね。
大学に行ってから、
英語以外の言語を学ぶ機会がありますが、高校で
英語ともうひとつある程度
習得しておけば、大学でまた新たな言語を学べますね。
それと、国教だからといって海外の大学に行く人はごく少数です。年にもよりますが5〜6人程度?
在学中の長期留学も年にそれくらいです。
千種は国教だけの合格人数はわかりませんが、
南山の合格者はとても多いですし、
上智や国際教養大学(秋田の
英語のレベルがかなり高い国公立大学)にも合格者を出しています。
留学ですが、上記のように、長期留学をする人はそれほど多くありません(他の高校と比べたら多いですが)
ただし、夏休みにイングランド研修という短期留学のプログラムが千種高校主催であるので、それには毎年多くの人が参加します。
語学系の仕事、というのはどんなものを考えているのでしょう?通訳、翻訳、ということであれば、南山、上智東京外大を出たからといって、そのままなれるものではありません。やはりそういった教育を受けないと難しいです。
今は、
英語は多くの職種で必要なものです。法律(特許)であれ、商社であれ、メーカーで海外支店を持っているところ(営業、販売、技術者などなど)であれ、
英語が話せることが求められます。そういう意味では、国教にいこうが普通科に行こうが同じです。大学(専門学校)で何を学ぶか、どこまで
英語が極められるか、です。
南山外
国語学部を出て就職口はあるでしょうが、”語学系”の就職口がどのくらいあるかはわかりませんし、個々の
英語力にもよるでしょう。
あと、絶対ではありませんが、長期留学などをすることは、
英語関係に進もうと思っているならとても利点のあることだと思います。違う国で苦労すること、他の国の人の考え方、生活習慣、などなどいろいろと身につく(国際感覚)ことがあります。短期では、雰囲気を味わうだけで終わってしまいます。
英語力の向上もないでしょう(もちろん、短期留学で意識が変わり、日本での
英語の勉強に力が入る、ということはあるでしょうが)。本当に
英語で将来食べて行きたいなら、やっぱりそういった国際感覚が求められるでしょう。長期留学を最終的にするかどうかは別として、今の時点できっぱりと長期留学は考えていない(それともこの言葉は、高校在学中は、ということですか?)、と言うのはどうかと思いますよ。
語学関係の仕事に就きたいとのことですが、語学ができる人なんて、世の中にはたくさんいるし、外国に行けば普通に
英語がしゃべれる人ばかりです。私はそんな環境の中で過ごしてきました。
語学は手段であって目的ではありません。また、語学を話せるか否かは、日本語のバックグラウンド(知識)がなければ所詮無理な話です(知識としてないことは外
国語だけでなく、日本語でも話せませんよね)。
ただ、外国では特に
英語が話せないと話しになりません。普通に生活するだけでも大変です。
そうした環境で将来活躍していきたいのであれば、早くから語学に集中することはよいかと思いますが、と同時に一般教養もしっかりと身につけることが重要です。
言い方が悪いかもしれませんが、今の段階から語学を真剣に学んでも、ネイティブにはなれないし、帰国子女にも及ばないと思います。
語学だけで生計を立てることの難しさを知る大人はたくさんいると思いますので、いろいろな方の話しを聞き、自分が結局何がしたいのか、何になりたいのかをよく考えたうえで進路を考えることが大切だと思います。
中学生に対して「語学系のどんな仕事?」と突っ込んでも答えられないですよ。世の中にどんな仕事があるのかもわからないだろうし。
工場で働く技能職か、オフィスで働く事務職か、白衣を着た研究職か、そんな大雑把なイメージしかないと思います。医者、教師、看護士といった特別な職種なら具体的にわかるかもしれませんが。
国教→外
国語(系)大のルートもあるでしょうが、普通科→外
国語大のルートだって普通にあります。わざわざ豊橋から千種まで通学しなくても、その時間で
英語系の部活に入るとか、
英語塾に通うとかしたほうが賢明かと。時習館あたりなら
英語のできる子たくさんいますよ。