色々言いますがやはり春日丘は春日丘って評価。なんだかんだ言っても公立とは違うし、他の上位私学とも違う。あの制服みても名門性を感じないんだなぁ。頑張ってるんだけどね。
10年前と比べると、公立の
偏差値は落ちてるところが多いからね。特に交通の便が悪いたころなんかは、目も当てられない位に下がってる。
逆に、私立は昔よりも、明らかに入りにくくなったしね。
名古屋の比較的伝統ある
公立高校でも交通の便が悪いと、学校群時代に比べ
偏差値大学合格実績が悪くなった学校あります。
私立は一部の伝統私立は大学合格実績伸びてますが、全体的には公立に行きますから、人気でいくら志願者数が増えても大きな変動はありません。
これが愛知県の高校進学の制度ですから。
28回啓明の進学実績が悪い理由は色々あるけど、見かけの進学実績がマシに見えてくるくらいヤバい。史上最悪レベル。
駿台全国
模試でも一桁常連の神童女子がいて、現役で東大理2に行ったんだけど、防衛医大とかの実績は全部彼女が稼いでる。東北大は文1落ちの後期合格(彼は東北蹴って浪人してる)。とにかく数少ない最上位層がなんとか見かけの合格数稼いでかさ増ししてる感じ。
旧帝以上が期待されてた上位層は軒並み前期で落ちて後期で地方国立に島流し。例年早慶MARCH関関同立行く層は担当の
英語教師に問題があってほぼ全滅した。
予備校、仮面、宅浪合わせると半分近く浪人してる。
これには原因がある。
まず第1に、28回生が過ごしてきた環境の問題。
2017年度名古屋地区中学受験は東海や滝が定員減らしたり、中堅共学やSSKが教育方針変えようとしたせいで大荒れで、滑り止め枠の春日丘に例年比で優秀な人間が集まった。
だから28回生は中学3年間ずっと学年団から褒められながら育ってて(これは学年主任の人柄の影響でもあるだろうけど)、「春日丘は厳しい」という世間的な評判とは裏腹に、案外自由でゆとりのある学生生活を送ってた。最初こそ中受コンプから焦燥感に駆られていた私たちも、褒め言葉に甘んじて適合していった(伸びる人もいれば堕落する人もいた)。
ところが高校に上がった途端、学年団が入れ替わり、「悪い意味で春日丘らしい教師」たちがその役割を受け継いだ。
モチベを褒め言葉によって獲得することに慣れきっていた28回生は、新学年団からの突然の叱責や罵倒を受けて動揺し、自称進的な空気への転換に適応できなかった人間が次々と深海魚化していった。逆に高校入学組はよく適応していた。
加えてコロナによる閉校が重なって勉強に置いてかれる人間が増えた。
その結果学校側は成績下位者の救済にリソースを注ぐ護送船団方式をやらざるを得なくなり、上位層を伸ばすことが蔑ろにされた。
第2に、延べ20人近くの中途退学者を出していること。
中1で4人、中2で3人、中3(外部進学者や留学も含む)で6
人、高1で3人、高2で2人、高3で1人がやめてる。
1学年100人もいない割には異常な退学率だと思う。
原因は陰湿ないじめの被害だったり、不登校だったり、問題行為による処分だったり、外部進学や留学だったりするが、とにかく生徒の流出が著しかった。
護送船団方式にせざるを得なかったのも、これ以上の中途退学者を出すのを恐れていたからだと思う。
第3に、教育指導や進路指導上の欠陥
先述の通り、
英語の上位クラス担当の教師の授業が余りにも欠陥だった。
中学の頃の28回生は、中高一貫生
模試で、全国でもそこそこ高水準の成績を誇っていたが、件の担当になってから途端に成績が下がりはじめた。
その結果、英検2級レベルの
英語で停滞している生徒が多くなり、国公立や難関私大の英文に到底対応できない程度の実力のものばかりだった。
英語といえば大学受験の要とも言える科目だから、この問題を2年以上も放置していたのは教育指導上の欠陥といえる。
進路指導では、成績上位層に対して旧帝大受験を勧め、私大専願を極力控えさせた(併願で受けたものは大勢いる)。
あの
英語教育を受けた人間が、ろくな対策もせず難関私大の
英語に太刀打ちできるわけもないので、例年に比較して早慶や関関同立の合格数が異常な低水準になっている。
医学部受験者に関してはなんと全滅。彼らは例外なく医者の二世だから医専に行く財力がある。
結局のところ、自称進が自称進を徹底しなかったが故の結果だと思う。
「塾なしでも難関国立や医学部に行けるコスパの良い学校」という謳い文句を保護者たちが真に受けていたのか、河合グリーンや駿台現フロといった大手学習塾に通っている人間は非常に少なかった。今や難関国立や医学部なんて、首都圏名門校から鉄緑会やMEPLOに6年間通った人間に専有されているのが現状。地方の二番手自称進如きで彼らに対抗できるわけがない。
春日丘生がのほほんと神領バスでソシャゲに耽ってる間、鉄緑で大量の宿題に追われている同い年がいることを意識しないといけない。同質化した環境では気付かないかもしれないが、圧倒的な差を付けられてる。
春日丘の教育体制は学年団ガチャや教師ガチャによる当たり外れが大きい為、運要素に進路を左右されたくなければ、他校生が集まる大手塾に通うことを強くお勧めする。
管理体制が未確立な自称進なんて自称進失格である。