石原@卒業生へ
〜「それは恐れないこと」までは同意できますが、以降のくだりは同意しかねます。
「努力」は勿論大前提かもしれません。
しかし他校生の多くは外部の力(通信・予備校の類)を利用して夜遅くまで講義なりを受けるのが現実です。
それらに対抗するには「課題」→ちゃんとやればセンター試験程度なら高得点が期待できます。が、難関大の2次個別を考えると、課題では物足りないでしょう。
かくいう私も部活(県大)が終わるまで無塾で。それからの追い上げはシンドイものでした。
少なくとも3年時より2年時、2年時より1年時からやっておけば良かったというのが本音です。
「大和魂」だけで「苦難も乗り越え、どんな大学にさえも受かることができるでしょう。」のセリフは・・・皆ができないのですよ。
まあ、ここで言うのもなんですが、皆が口を揃えて「名大志望」と言います、でも三重大・岐大でもいいかと内心は思っている節もあります。
成績下位で入学したにも関わらず、皆に助けられ・・こんな私でも現役合格できた、これまさに同級五条生のおかげというほかはないと思いますが、根性論だけで話を纏めないでくださると幸いです。
ここでは具体的に申し上げませんが、担任から聞いた名大の合格目標値はかなり精度が高いです。開示得点と合格点の余裕度から推測するとほぼ同じです。すごいことですが、誰が2次記述で最低どれくらい取れるのかわかっているようです。
あくまでセンター自己採点段階での話ですが、そのあたりの蓄積データはさすがだなと思います。ただし現役合格に拘るやり方に反論はあるかもしれません。が、現役時代にその準備を怠った人もいるはずです。
上位クラスに居れば、それなりに
模試自慢が満開となるますが、それを見てやる気が萎える人にならないでください。ここでひと踏ん張りするかどうかで天と地ほどの差が出ると思います。
上位クラスでない人も同様です。そこで負けを認めることなどありません。
勉強だけの話は面白くもありません。部活は息抜きの意味もあり3年間(実質2年少々)やり続けてほしいです。矛盾しているようですが、部活終わりが早めですから、予備校(土日だけでもいい)と課題をやっつけましょう。
これだけやれば、僕のような最後まで苦労することなくかなりの線まで行けると思います。
他校出身者から聞くと、かなり甘い考えだったな。と今振り返るとぞっとします。
自身の現在学力・希望大学、学部とのギャップによる。長くなりますがこんな感じかと
貴方が高校受験時
偏差値が60であった場合、大学受験を【真剣に取り組み】
英語が特に得意であった場合、愛知県立・英米がギリギリ受からない辺りではないでしょうか。
どうすればいいか、やはり
英語だけでも予備校なりで1コマいる。もしくは課題以外を独学でやる。【真剣に取り組み】というのは五条の課題や朝テなどで十分に補える。だけども放任の学校の生徒は塾などで補うので、現状維持程度だと思う。
自分は賢い子に囲まれていたので、学校だけで面白いように成績が上がったけれど、それが基本とはなりえない。では資料↓
大学名(募集人員が最大の学科)=高校入試時の
偏差値名大(機械・航空宇宙工)=73(1%)
名工大(生命・応用化学)=68(3.5%)
名市大(経)=66(5.4%)
岐阜(電気電子・情報工)=63(9.6%)
愛知県立(外
国語英米)=61(13.5%)
三重(法律経済)=59(18.4%)
愛教(初等教育理科)=59(18.4%)
〇愛知18歳人口 76,000人
〇
偏差値73=1%(0.01)72=1.3%(0.013)
【例えば】
名大工・現役率現役 68.4%(0.684)
名大の愛知県高校出身 1,100人
愛知高校進学率 98.1%(0.981)
76,000/68.4×0.01×0.981=1090
1,100≒1,090
注”
東大・京大及び国医の「現役合格者」が10%居ると仮定した場合。そんなにいないと思うけど
1090×1.1=1199人となるが、東海中など中受者
偏差値は元来含まれないので、やはりおおよそ
偏差値73 上位1%と考えられる。
つまり、高校受験時に
偏差値73で名大機械・航空宇宙工。
名工大他も同様。
貴方の希望する大学はあるでしょうか?
どれくらい不足しているでしょうか?
もう十分に到達しているなら、塾はいらないと思います。
模試が定期的にあるのでギャップを確認しましょう。もし足りなくなるよう出会ったら躊躇なく予備校へ行ったほうが苦労が減るでしょう。