国際科学科が
数学に力を入れているのはおっしゃる通りですが、それはあくまで1年次と、2年次以降の理系クラスの話です。
文系選択の場合、3年間を通して
英語に注力することになります。
というのは、国際科は普通科に比べ、1年次では
数学と
英語の単位数が多く、2年次以降では、理系クラスは
数学、文系クラスでは
英語の単位数が多く設定されているのです。
したがって、あなたが文系選択をなさる限り、2年次以降は
数学の授業が減りますので、
数学に足を引っ張られる心配は無いものと思料されます。
国際科学科は、「国際」の名を冠し、決して「科学」オンリーではありませんから、文科系の人も大歓迎です。「理数科」ではなく、あくまでも「国際科学科」です。
また一般に、「鶏口となるも牛後となる勿れ」と言いますが、学校選びはこの逆で、「牛後となるも鶏口となる勿れ」です。指定校推薦でも狙わない限り、下位グループの首位より、上位グループのビリのほうが良いと言えます。
なぜなら、芝蘭の室に入る、というように、より優れた環境に身を置くことで感化を受け、自身の学力向上を図ることができるからです。
よって、余計な心配はせず、国際科を第1志望とし、普通科への
スライド合格も視野に入れて出願なさることをおススメする次第です。