このカリキュラム変更は大学受験のことはあまり考えていないと思いまよ。
受験に全く関係ない芸術が2年になったのは1年の社会を増やすためだけの単なる数合わせ。
理系なのに今まで2年の社会が異様に多かったのが適正数になった感じです。
ただし文系は2年、3年ともに
数学の時間数が減っているので国公立受験をあまり重視していないようです。
すこし気になるのが情報が共通テストに入るのに2年生までしか入っていないので、ここを見ても大学受験のことは考えられていませんね。
GSコースの文系の人には
数学・理科の時間多すぎませんか?GSコースの文系の人には大学受験用のカリキュラムではありませんね。
それとGSの2年には芸術も情報もないのですね。かなり偏ったカリキュラムですね。
human scienceは、人文科学だし。liberal artsは、芸術のことじゃなく、自由人に相応しい学芸たる教養科目。単純なイメージと、言葉の本当の意味とは意外と違ってたりします。Global scienceのscienceは、理系の自然科学だけを意味しているのではないように思います。
国立では二次試験で
数学出す文系学部はいっぱいあるし、デジタル化、AI化の進む社会に関わるなら
数学の素養は文系にも必要です。東高は昔は文系でも数III習ってましたけど、今は違うんでしょうか。数IIIまで習っておくと、少しだけ
数学的な世界の見方がわかります。ああ、
数学ってこんなことに使えるんだってことを、文系の人間にも教えてくれます。物理でも、微積で複数の公式の関係が理解でき、暗記なんかしなくてもよくなりますよね。
実際、社会学や、心理学、経済学にも、統計処理やデータ処理のため
数学は必要。文学部社会学科出てマーケティング会社で何やるかって言うと、アンケートその他のデータ処理や分析です。経済学部出て金融機関に入って何やるかと言ったら、
数学科出身の同僚と一緒の売買システムの設計開発だったり。
国立
国語学研究所でも、コンピュータ使って
国語の解析研究したりしてる人もいます。日本語研究ですよ。文学部日本語学科とか行ったら、大学によっては選択必修科目にプログラミングとか入ってたりするんだろな。
GSは、様々な学問の総合みたいなこと目指してますね。ワクワクしますが、、、教えるのは相当大変そうです。「各自のなかで総合しときなさい」とか言いたくなる。