高校生活を楽しむことを主とするなら、ゆるめの学校をえらばれるのもよいでしょう。ですが、難関への合格を目指す高校は守山も彦根東も勉強勉強と言われます。現高1からの新入試では、高校時代に何をやってきたかを問われるので、部活動など授業以外の活動の重要性は増します。上記の方の表現を借りるなら「昭和」なことが入試で重要視されるわけです。彦根東も守山も基本的な方針は同じでしょうから、最後はみなさんおっしゃるようにご本人の選択ですかね。
なお、彦根東の部活動加入は必須ではありません。週一活動の文化部もあります。
子供が中学校から6年間守山高校に通っており、一方、私の同級生に彦根東のOBの方が何人かいらっしゃいます。
両校とも、総合的な人間教育に力を入れており、勉強・クラブ活動・学校行事・探究活動(SSHあるいはSGH)
いずれにも真正面から取り組む姿勢を重視する方針のもと、県下で最高レベルの教育が行なわれている学校だと思います。(おそらくですが、膳所・彦根東・守山で、基本的な学校方針に差はないでしょう)
クラブでは、在籍生徒数の関係で、クラブの数は守山が少なく(男子テニス部、漕艇部がないなど)不利でしょう。
彦根東は 新聞部、野球部の活躍はみごと、守山は、サッカー、吹奏楽、空手、クイズ研究会、
英語研究会などの活躍はみごとです。
あくまで相対的な比較ですが、野球をするなら彦根東、サッカーをするなら守山を選ぶ方が比較的に多いかんじです。
教科学習面については、守山についてしか分かりませんが、例えば、副教材が「シス単」「基礎英文問題精講」「フォーカスゴールド」
であったり、3年生の9月一杯までには一通り全て終える進度であったり、私大・国公立2次試験と同じ時間設定での定期テストの
「
数学演習」があったりと、おそらく彦根東と遜色ない環境が準備されていると思います。しかし、3年の1学期までは「週末課題」を中心に
宿題が非常に多いです。
守山の場合、高校から入った方が、習う内容や教材などなどの点で中学から入った方と同一となるように十分配慮されているが中学から入った方が進度的に先行しているため、進度が速く感じられるかも。一方、3年生夏休み以降の進学補習は、内進/外進 関係なく志望校グループ別になっています。
視野を広く世界に向け、日本の近代化に心を砕いた井伊直弼公の姿を見て彦根城のお堀の中で青春を送るのもよし、
守山銀座を抜けて蛍舞う三津川河川公園で四季の移り行きを感じつつ通学するもよし、どちらも、すばらしいでしょう。