コースを落とす子はほとんど居ません。但し例年、一年生秋までにアカデミーから数人脱落者（長時間の勉強についていけず不登校になる）が出る事も事実です。そりゃそうですよね、普通によっしゃ、アカデミー
合格したから勉強頑張るぞー！って子と同じように、勉強習慣なく実力もアカデミーギリギリ合格した子も急に詰められるんですから。
詰められるって何⁈って思った方、アカデミーに入学して最初に保護者説明会で先生から言われるのは「家で勉強の事は言わないでください」です。普通は高校入学してしかも国公立大学進学前提コースであれば、一年生からしっかり計画性を持って学習を進めていかなければならないし家庭学習や宿題も…と考えるのが普通です。でも近江高アカデミーの先生からは「家ではリラックス出来る環境を整えあげてください」と話がある。入学時点で。
これが意味する所は、それだけ学校では詰められる、という事です。元々真面目でしっかりタイプ、断れないタイプ、期待されたら頑張るタイプ、色々あると思いますが3年間クラス替えもないので勉強について行けなくなるとしんどい。毎朝の小テストから始まり、毎月の
模試、毎日毎日辛い思いをするし、自分に対しても無力感を味わってしまいます。もちろんそれが嫌で皆んな毎日必死に勉強します。もちろん、将来の自分の為でもあります。
で、でも、もしついて行けなくなったとしてじゃぁアドバンスに落とそうか？とはならないんです。どうしてか？まず、一年持たない（出席日数の関係で退学になってしまう）。尚且つ、休学して一年留年&アドバンス行くくらいなら転校してやり直しを図るというのが多いと思います。
それが高校
偏差値58なのに3年後には卒業生の半分が国公立へ進学するカリキュラムの実態です。何も難しい事はありません。学校で強制的に学習時間を確保、勉強させ、そのカリキュラムに生き残った子が結果を出すんです。ゾッとしますか？でも本当の事です。子どもたちはそんな中でも学校生活に楽しみを見つけて、それなりに充実した高校生活を3年間送り解き放たれた後は、楽しい大学生生活へ羽ばたいていきます。
最初から頑張る気のない子（もしダメならアドバンスもあるし）にはお勧めしません。でも子どもの心が折れそうな時、支えてあげるのは親であり家族です。先生もそれをわかってるから「家ではリラックスさせてあげて」と話のです。正直、元々高い
偏差値の高校へ行ける状態じゃない子どもたちの半数を国公立に
合格させるのは、本当に本気でやらなければなりません。その覚悟を決めて先生も生徒もその家族も、挑む3年間です。
受験するなら、覚悟を決めて頑張って！応援します！
