突出して優秀な方の層の厚みが、例年より厚かったと聞いています。今年は内部進学者の優秀層の厚みが際立っていたのに加えて、ここ最近の傾向として、高校からの入学者の上位層が厚く、相当優秀ということ。滋賀医大医学科をはじめとした国公立医学科、旧帝一工神 といったいわゆる難関大学合格者が相当数出た模様。後期試験の発表が終わったばかりなので、正式な数字の集計は、しばらく先と思われます。
守高はほぼ同じ
偏差値になる湖東の彦根東より入りにくいが、進路実績では若干下がる形で来ていた。
しかし優秀な中学生は南の高校を選択するため、特にここ数年前からは実績でも逆転し、今年は完勝した。
このような中、やはり膳所は別格だが、これからも守高の超トップ層なら膳所をも超えるだろう。
守高のトップが各種の
模試で滋賀県のトップになることは珍しくありません。何年も前から内進のトップ層には突出した人が居るのです。膳所との違いはトップ層が何人居るか、年によるばらつきがどれだけ少ないかです。何がなんでも目標の進路を達成したいという強い思いを持って行動に移し続けられる人がどれだけ多いか の違いも大きいです。今年の進学実績が良かったからといって、それを継続できるかどうかは、分からないです。
東大、京大、一橋、東工大、滋賀医医学科はほぼ内進。阪大、神戸は外進の比率が高いと聞く。内進の上位が凄まじいのはその通りだが、国公立難関、早慶同志社などの難関私大への進学実績を作っているのは外進の上位層の比率も大きい。(例えば、昨年度の神戸大合格者8名は全員が外進)。従来から、内進上位には、「県中が無かったら確実に膳所か洛星洛南に行ってたであろう人が居る」と言われてきたし、そのことは事実だと思うが、ここ2、3年顕著なのは、外進で、あえて膳所回避して守山を選んだ人が相当数居るということ。これは進学実績の数字で裏付けられている。生徒のレベルを勘案して
数学の習熟度上位クラスではかなり実戦的な授業が展開されていたり、学校の臨機応変の創意工夫の力も大きい。進学校になってくると、「あいつには負けたくない」という部分も出てくるだろうし。