21世紀枠の城東、夏は徳島大会初戦敗退…女子初の甲子園ノッカー「誰よりも青春したなと思う」
今春の選抜高校野球大会に21世紀枠で出場した城東(徳島)が17日、第105回全国高校野球選手権記念徳島大会の初戦で徳島商に敗れた。城東は1点を追う四回、谷口の適時打で追いついたが、八回に適時三塁打とスクイズで3点を奪われ、力尽きた。
部員不足を補おうと、練習でノックを打つマネジャーの永野悠菜さんは、女子として初めて甲子園でノッカーを務めた。この日も試合前の内野ノックを途中まで務めた。
試合後、涙をぬぐいながら後輩や指導者、保護者らにあいさつする永野さん
試合中は制服姿で記録員としてベンチに入った。相手チームが得点に沸く光景に、ベンチを離れたくなる瞬間もあったというが、選手が全力でプレーする姿に、「みんなが最後まであきらめていなかったので最後まで信じた」。1―4で初戦敗退し、試合後には涙もこぼれたが、「悩むことも多かったけれど、城東の生徒の誰よりも青春したなと思う。マネジャーをやってよかった」と笑顔を見せた。
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