入ったら実際はそんなあるようには感じないと思います。入ってから頑張る人もいるし、部活と両立したい人や自分のペースで勉強したい等の理由で文理に残る人もいます。高校に入ったらまたスタートラインは一緒と思ってください。
S英数と英数は、入試の総得点だけでなく、
英語又は
数学の判定も関係するので、入試当日たまたま
英語又は
数学の得点が残念だっただけで、文理合格者でも英数とさほど変わらない学力の人もいます。
そして、受験時から習い事や部活などの時間的余裕を得るために、S英数・英数からの出願にせず、文理からの出願にしている人もいます。
そのため、入学後は英数と文理でもそんなに差はないように感じます。
ただ、人数的には大半が文理合格者となるので、文理合格者のトップから下位までの文理合格者の学力差は大きいので、入試結果に限ってはS英数・英数と文理には学力差があるように感じると思います。
入学後1ヶ月弱は自習ステージに強制参加になります。
部活動入部直後の時期なので、部活には参加できますが一緒に下校とかは無理で、部活生でも帰宅部でも、他コースの友達との交流のスタートダッシュがちょっと無理かも。
夏休み期間中に、勉強合宿があります。
夏休み期間中は部活動も活発だったり、合宿があったり、学校内の部活動には一定の日程的配慮はありますが、学校外活動とかだと日程的に無理が出ることがあります。
S英数・英数だと定期考査の結果が芳しくないと、自習ステージ参加になったり、部活によっては参加禁止になることもあります。
受ける学校外
模試も数多くなりがちなので、日曜日の試合とかコンテストとかも穴を開けることも出てきますし、そもそも授業で出る課題の質・量ともに文理よりは負担増なので、部活動や習い事との両立は結構コツが必要です。
時間の使い方が器用なタイプ、要領がいいタイプだとなんでもなく両立も可能ですが、高校課程の学習は中学課程に比べて、進度・深度共に3倍くらい早く・深くなので、S英数・英数、文理問わず中学より負担増になります。
近畿圏の国公立大は特に難度高めなので、それなりに学習時間を取られるので、文理に所属して日頃の課題量を抑えて志望大に特化した学習時間を確保するのも一種の作戦です。
大学受験は高校受験と違って、志望に合わせた個々のカスタマイズは必要なので。