数学中学に上がるまでは、計算、整数、場合の数、図形をしっかりやって下さい。文章題や特殊算は方程式やるまではそんなにやらなくてもよいです。現状は灘中入試にも通用するようなハイレベルな問題集には手を出さなくてよいです。(非サピ?)
偏差値50で算数もそれぐらいと仮定すると、問題集のレベルとしては、栗田哲也先生のスピードアップ算数あたりがよいでしょうか。もうワンランク上ですと定番ともいえる中学への算数ステップアップ演習があります。
今年度いっぱいの目標としては、
偏差値の割に基礎レベルの出題が多い神奈川の浅野中学の入試問題で5割ほどの正答率、解けない問題でも解説を読めば理解できるレベルに持っていければ順調だと思います。
中学の授業が始まったら、並行して教科書ワーク→高校への
数学レベルアップ演習or高校入試合格BON!で基礎固め。しばらくは正負の数や文字式など代数分野の学習なので、図形の演習は土日などで先ほど紹介した問題集で予習しつつ問題を解くか、中学受験用の問題集で消化しきれていないところをやるといいでしょう。
公立入試レベルの問題集がこなせるようになれば、高校への
数学Highスタンダード演習に移りましょう。レベルアップ演習と同じく単元別になっており、レベル的に重なる部分も多いので、問題集を変えたときにそこまで隔絶した感じはないでしょう。
数学が難しい灘ですが、この問題集が8割がたできればたぶん
数学で落ちることはありません。(とはいえ高得点は難しいですが)難度ランクでいえばCはなかなか解けずともBがしっかり出来るようになるのが第一です。(ちなみにBでも公立入試だと正答率が数%になることがあります)
灘の
数学でもコンスタントに7割は確保したいというならやはり高校への
数学 日日のハイレベル演習に挑む必要があります。これは単元別ではなくおよそ難度順になっています。中3の6月から大晦日まで毎日1題やる形で組まれていますが、8月あたりから難度が一変、ほぼC難度です。10月以降はさらに難しくなり難度Dもあります。他の科目の勉強もあると思うので
数学がよほど得意でなければ深入りするのはよくないかもしれません。
高校への
数学Highスタンダード演習の学習が進んできたら灘の
過去問をやってみるといいと思います。例年の合格者平均は得点率6〜7割。まずは4割解けるのを目標に。