北野は、公立校としては
数学の進度が非常に速いようなので、
数学の嫌いな人には苦しいかも知れません。勉学については、北野・天王寺の比較は塾の方が詳しいでしょう。
部活については、北野では9割以上の生徒が入っていて、結構楽しくやっているのではないでしょうか。サッカー部も今年は天王寺に3−1で勝ったようです。ただし、ラグビーは去年の定期戦では、蹴散らされて敗走しました。どうも、過去の通算成績でも天王寺は苦手のようです。今年は、どうなったか。
両校で外見上最も異なるのは制服で、天王寺は私服、北野は制服です。天王寺はアメリカ的、北野は英国式ですね。
イギリスで制服が使用され始めたのは16世紀だそうですが、頑固で伝統を守るイギリス人は、今も高校生が制服を使用しているケースが多いようです。
北野生達が頑固とは思いませんが、彼・彼女達は「これで良し」としているのでしょう。
天王寺の掲示板でも全く同じ回答者と思われる人が全く同じコメントをしています・・・。こんな傲慢な人がいると思われると困るんで、我が校を誇るなら品位を気にしてください。
両校比較ですが、やはり最大の違いは上にも書かれているように、制服(北野)か私服(天王寺)かです。これは好みが分かれるところでしょうけど、私服だと毎日服装考えるのは大変そうだなと思います。
もう一つ大きな違いは、当然ではありますが、天王寺は近鉄沿線や南海沿線に在住の生徒の割合が高いと思いますので、出身地分布もかなり違います。
部活は、どっちも運動部が強いです。この2校は兄弟校なので、多少交流があり、運動部については、戦前から定期戦をやっています。
体育重視な風潮は、両校似ているのですが、北野の方が縄跳びさせたり(本物の縄ですよ)、体育でのノルマは厳しいようです。体育が苦手な子だと、ちょっと嫌だなあと思うこともあるかもしれません・・・。でも、ハードルを乗り越える経験ができるのは良いことかと。
一方天王寺は、体育はやや厳しい程度で体育苦手でも大丈夫と聞きますが、山奥サバイバルや耐寒登山、海での遠泳行事等、過酷な行事があるようです(この風変わりな行事が、天王寺の最大の売りらしいですが)。
校風は、すみません両方いたわけではないのでどれだけ違うのかわかりませんが・・・体育会系な雰囲気で浪人を厭わないところは同じですね。
ただ、よく見るのは、北野はドライでサバサバしてる、天王寺はウェット(?)、だそうです。
北野は人に言われて受けたり受けなかったりする学校ではない、というご意見は十分噛み締める必要があろうかと思います。二年前に娘の高校受験を経験しての感想は、やはり本校(北野)は別格であり非常に特別な存在だということです。本校以外は眼中にないと強く念じて取り組む必要があります。でないと当日の
数学で気合い負けしますよ。制服に関しては、高校生まではやはりあった方がいいと思います。歴史的な経緯から兄妹校の大手前と共用ですが(ちょっと、ダサいかな?)。
質問主です。皆様、貴重なご意見ありがとうございます。確かに、どちらの学校を受けるにしても受かってやるという気合いは必須ですね。正直、塾の
模試ではずっとA判定だったので気が緩んでいました。
また、両校の違いについて詳しく教えて下さったことで、高校受験に対する興味と意欲も高めることが出来ました。
改めて、回答して下さった方、ありがとうございます。
北野高校と天王寺高校ではどちらがいいのかという質問に対する解答はやや客観性に欠ける情報(特に天王寺推しサイド)がよくみられます。私は旧第4学区から北野高校に通っているのですが、天王寺の塾に行っていることから天王寺高校の情報もよく聞きます。今回はその情報も含めてなるべく客観的にそれぞれの高校の特徴について話したいと思います。
まず北野高校や天王寺高校に進学を考えておられる方は大学受験を見据えている人は多いと思います。この点では近年の合格実績から天王寺高校は北野高校に劣っているように見受けられます。また、北野高校では提出物が少なく(ほぼない)割と自学自習に重点を置くので、勉強をしない人はどんどん学年順位が下がっていくことが多いです。天王寺高校は提出物が多く(サクシードとかは毎回提出らしい)、やることが決まっているのでそれをきちっとさえすれば成績はエスカレーター方式で上がっていくと思います。しかし、天王寺高校の課題では必要がないと思われるようなもの(特に『天高の100首』という和歌が100首載っているオリジナルの本の暗記)などもあるため、自分のやりたい勉強がしにくいということもあります。
勉強面では上記のような点で違いがありますが、校則の面ではどうでしょうか。
天王寺高校は私服で北野高校は制服ですが、これは人によって受け取り方が違うと思うのであえて何も触れません。
他に違いといえば北野高校は校内でのスマートフォンの使用が許可されていますが天王寺高校ではされていません。北野高校では授業中にスマートフォンを使って作業をしたりすることも多く勉強の幅が広がっているのは確かであります。しかし休み時間にスマートフォンでゲームをして過ごす人が多く見受けられるため、天王寺高校のように携帯電話の使用が禁止されている高校では友達と喋る機会は北野高校と比べて多いはずです。他に容姿面で指摘するならば、北野高校は制服は着用しなければならないものの高校生としての品位が保てる範囲で髪を染めたり、ピアスをつけたりするのは可能です。(女子がよくしています。)天王寺高校では髪の毛を染めたら指導部に呼び出しになると友達が言ってました。
校則の面ではこんなものでしょうか。
学校行事の面を見ていきましょう。
まず学校行事は天王寺高校の方が北野高校より圧倒的に多いです。
北野高校の行事は球技大会、体育大会、文芸祭、水泳大会、断郊競争、六稜祭(文化祭)ぐらいでしょうね。(何か抜けていたらすみません)
天王寺高校の行事は基本的には北野高校の行事+αでたくさんあるというイメージです。あまり詳しくは知りませんが山登りとか、合唱コンクールとかですかね。
次は授業の進度やテストについて解説します。
両校とも進学校であるためテストは難しいですが、
数学のテストにおいて北野高校の難しさは天王寺高校のそれをはるかに上回っています。北野は50分間で解答用紙B5を2枚分ぐらいの解答が要求されます。大体大門が八個ぐらいあって大門1以外全て記述です。天王寺高校はそれに比べて北野高校と同量か少し少ないぐらいの量の問題(難易度は北野の方が難しい)を90分間で解かせます。あと北野高校は
数学のテストが3つ(数Iア、イ、 A)ですが、天王寺高校は2つ(α、β)です。あと天王寺高校では上位10%に入るとマスマスターに認定されるそうです。あと天王寺高校の世界史は聞いたところによると欠点を取るとプリント50枚を提出するらしいです。
授業の進度はですが、今年は
数学は天王寺高校の方が北野高校より早いそうです(大体0.5単元ぐらい)。
最後に校風についてですが、天王寺高校は意識が非常に高いです。対北野意識がすごい、、。、なによりも先生の言動(考え方)がその所以だと思います。「こんなん知ってて当たり前やろ」みたいな感じで授業が進められることが少なくないそうです。TOEFL、河合、駿台、
数学オリンピックなどの外部の
模試を1年の時に強制で受けさせていることからもその意識の高さがうかがえます。(このような考え方が根付いていることからこういうような掲示板での天王寺サイドの暴走があるのではないかと思っています。)対する北野高校ですが、北野高校の最大の校風は自由であり、自由すぎることです。順位がどんどん下がります。いっぱい欠点をとります。でも変えられるのは自分だけであり、先生も友達も声をかけてくれることがありません。北野高校の勉強のモチベーションは危機感から生まれているような気がします。
以上の点でまとめてみました。このような掲示板では数十年前の卒業生が解答していることが多くありますが、近年の文理学科の設置及び学区制の廃止により両校とも確実に変化していますので現在の生徒からの意見を書かせていただきました。