附属平野中学3年生です。
兄姉が附属高校平野校舎に通っています。
偏差値が高いのは、ズバリ公立の文理科よりも募集人数が少ないためです。
実際に、文理科は160名も募集するので、優秀だとは言っても、出身中学のレベルの差に関係なく、調査書の評価点(内申点)も加味されますし(普通科より割合が低いですが)、入学する生徒の学力幅はあります。つまり、
模試で
偏差値80前後の生徒から70前後の生徒までが合格し入学するのです。
附属高校平野校舎は毎年およそ40名しか募集がありません。今年は55名ですが…。
合格し入学してくる生徒の
偏差値は60台後半です。
実際に、附属平野中学校に通う生徒の中のトップ層は
偏差値80オーバーの人もいます。
五ッ木の
模試でトップ400に乗っている中の数名の平野区の生徒は全員附中生だと言われています。
しかし、そのトップ層は高校は附属高校へは進学せずに他高を受験して出ていきます。
ですから、附高に進学する附中生は
偏差値55〜70までの生徒ばかりです。
実際に入学すると分かりますが、そんなに高いレベルではないです。
部活はほとんどナシに等しいですし、幼稚園から続くのんびり自由な校風です。
ただ、募集人数が少ないため、データー的に読みにくく、高い
偏差値が出てしまっているだけです。
昔も今も、高校で外部からの募集が数十人あるのは変わりませんが‥。中身が全く変わりました。
昔は、附属平野中学のトップクラスがそのまま附高平野に進学する一方、成績が良くない生徒を連絡進学させずに、外に出していました。
いまは、中学のトップクラスが外に出て行って、それを補うように、外から生徒を受け入れています。
それが、高校入試の
偏差値が高いのに、
難関大学進学者数が少ない理由ではないのかな、と見ています。
優秀な生徒ばかりだった頃と、ぬるま湯みたいな校風だけは変わっていないようですし、進学実績が見る影もなく低下してしまったのもむべなるかな、と思います。