五木
模試の
偏差値を例に取ると、清風南海の併願志望者の平均
偏差値は67.5。この67.5が清風南海入学者のレベルではない。仮に360人の志望者がいたとして、公立高校の平均競争率が1.2倍とすると、清風南海併願志望者の360人のうち上位300人は公立高校に進学する。清風南海入学対象者は下位の60人だ。この下位60人のうち清風南海に合格する者と清風南海専願者の
偏差値が概ね清風南海入学者のレベルである。当然併願下位60人の平均
偏差値は67.5よりも遥か下であるのは言うまでもない。
一方、三国ヶ丘高校志望者
偏差値は66.7。同じく360人の志望者がいたとして、競争率が1.2倍とすると、上位300人が入学することとなる。当然、入学者平均
偏差値は66.7を超える。
つまり、私学の場合、併願者の下位レベル+専願者、公立の場合、志望者の上位レベルを比較しなければならない。
五木で考えると、どう考えても入学者のレベルは三国ヶ丘高校に軍配が上がる。五木で納得できなければ馬○の
偏差値で同様の比較をすればよい。
結論を言うと、志望者ベースだと清風南海>三国ヶ丘、入学者ベースだと三国ヶ丘>清風南海ということになる。よって、清風南海の併願高校が天王寺だということをもって、清風南海が三国ヶ丘よりレベルが上というのは、全くのまやかしである。