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清風南海高校のWiki
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基本情報
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Infobox 日本の学校
校名:清風南海中学校・高等学校
過去校名:南海鉄道高等学校
国公私立:私立学校
設置者:学校法人清風南海学園
設立年月日:Plainlist
・ 1963年4月1日(高等学校)
・ 1983年4月1日(中学校)

創立記念日:5月31日
創立者:平岡宕峯
共学・別学:男女共学
中高一貫教育:併設型(内外分離クラス編成)
課程:全日制課程
単位制・学年制:学年単位併用制
設置学科:普通科
学科内専門コース:Plainlist
・ スーパー特進コース
・ 特進コース
・ 3か年特進コース

学期:3学期制
高校コード:27577J
中学校コード:270488
郵便番号:592-0014
所在地:大阪府高石市綾園5丁目7番64号
緯度度:34緯度分:31緯度秒:2.7
経度度:135経度分:25経度秒:40
地図ズーム:13
中心緯度:34.519
中心経度:135.428

'''清風南海中学校・高等学校'''(せいふうなんかい ちゅうがっこう・こうとうがっこう、Seifunankai Junior & Senior High School)は、大阪府高石市綾園に所在する、中高一貫教育を実施する併設型の私立中学校・高等学校。

概要


学校法人清風南海学園が設置する男女共学校である学校法人清風学園とは別の組織である。。中学校から入学した内部進学の生徒と、高等学校から入学した外部進学の生徒とを、混合せず分離したままクラスを編成する併設型中高一貫校(内外分離クラス編成)形態の運用を実施。

教育方針、行事など、清風中学校・高等学校と重なる部分が多い。仏教の戒律に基づく厳格な学則があり、罰則を犯した生徒は写経を課され、改悛を求められることがある。

建学の精神

・ 徳・健・財、三拍子をそろった姿でルールを守り、世の中のために尽くす人間となるために、勤勉努力する理想的な人物を育成する。

教育方針

・ 勤勉と責任とを重んじ、自立的精神を養うと共に、明朗にして誠実、常に希望の中に幸福を見出し、社会の全てから「安心」と「尊敬」と「信頼」の対象となり、信用される人物を育成するため、仏教を中心とした宗教による教育を実施する。
教育目標

・ 清風南海魂を獲得させ、福の神すなわち社会の全てから安心と尊敬と信頼(徳・健・財)される人物を育成する。
清風南海魂

・ 清風南海魂とは、社会の全てから安心と尊敬と信頼される人物になるという目標を、実行させる精神力であり、実現させる魂である。清風南海魂を体得するためには、
# 正しい判断力を育成し、鋭い断行力を養うこと。
# 先祖伝来の宗教を中心に敬神崇祖の念を養い、信仰心を確立し、信念と不屈の精神力を身につけること。
# 常に節制を守り、体力の錬磨向上を計り、徹底した精進努力をすること。
# 礼節を重んじ、父母を大切にし、先祖に感謝し、年長者や先生を尊敬すること。
# 素行を正しくして、常に正確な予算生活の実行者となること。
# 常に自利利他・福の神のコースを脱線せぬよう心がけ、急がず、息まずの心構えで勤勉努力を続けること。

略歴

元々は南海電気鉄道が設立した、中学校を卒業後の南海電鉄の社員に高等学校教育を行い、南海電鉄の運転士を養成する企業内高校であった学校法人南海学園設置の南海高等学校が前身である。

社会状況の変化により、南海高等学校は1960年代初頭には入学者が皆無となり、廃校も検討されるようになった。しかし、かねてから堺市教育委員会や泉北地域の各自治体から地域への高校新設要望があり、学校法人清風学園理事長・平岡宕峯が「泉北地域に男子校の私立高校を新設したい」という構想をもっていたことなど、南海電鉄と清風学園の要望が一致し、南海学園を清風学園に譲渡する形で「学校法人清風南海学園」が設立された。

南海高等学校は泉北郡高石町羽衣998番地(高師浜駅に併設)に所在した定時制課程電気科を設置する高等学校であったが、清風南海学園はそれを継承せず、1963年4月、高石市綾園5丁目7番64号の現校地1963年の開校当初は、大阪市天王寺区上本町・清風高等学校内に仮校舎を設けた。に全日制課程普通科の高等学校を新設・開校した。従って、設置者の変更と改称に留まらず、南海高等学校と清風南海高等学校との間には、実質的に、連続性は無い。

1983年4月に清風南海中学校を併設開校し、中高一貫教育となる。男子校であったが、1999年度より中学校が、そして2002年度より高等学校も男女共学となった。

年表

・ 1962年12月26日 - 南海電鉄、学校法人南海学園を清風学園に譲渡することを決定。
・ 1963年
  2月16日 - 学校法人清風南海学園設立を大阪府から認可される。
  4月1日 - 清風南海高等学校が開校。当初は清風高等学校内に仮校舎を置く。
  7月 - 現在地に移転。
・ 1983年4月 - 清風南海中学校を併設開校。オーストラリア ブリズベン・グラマー・スクールと姉妹校提携。
・ 1984年4月 - イギリス ザ・ロイヤル・ウルバー ハンプトン・スクールと姉妹校提携。
・ 1985年4月 - イギリス モンマス・スクールと姉妹校提携。
・ 1985年10月 - フィリピン カレジオ・デ・サンファン・デ・レトランと姉妹校提携。
・ 1986年9月 - 芸術棟竣工。
・ 1987年9月 - 第2体育館竣工。
・ 1989年5月 - 黎明の鐘建立。
・ 1996年3月 - 新校舎(宕峯館)竣工。
・ 1998年4月 - 中国 北京大學付属中学と姉妹校提携。
・ 1999年
  3月 - 校外学舎 岬キャンパス新設。
  4月 - 中学校男女共学実施。
・ 2000年3月 - 新第一体育館竣工。
・ 2002年4月 - 高等学校男女共学実施。
・ 2005年9月 - 同学園で初めて、文化部が中心となって活躍する「文化・芸術の日」が始まる。
・ 2013年
  4月 - 新校舎完成(本館・西館・東館)。
  5月 - 新第二体育舘完成。
・ 2015年4月 - 中学、高校共に新入生より男子のカッターシャツのデザインを一新。スーパーグローバルハイスクール(5年間)に指定される。
・ 2016年9月 - 高等学校の生徒全員にノートPCの購入を義務付けるなど、教育のICT化を進める。

所在地

・ 大阪府高石市綾園5丁目7番64号

アクセス

・ 南海本線「北助松駅」徒歩約5分
・ 南海本線「高石駅」徒歩約7分
・ JR阪和線「北信太駅」徒歩約20分
スクールバス

和泉中央駅、富田林駅、栂・美木多駅、光明池駅、和泉府中駅、金剛駅、泉ヶ丘駅、中百舌鳥駅からはスクールバスが出ている。

校章

旧制第一高等学校の校章である「柏」と「オリーブ」の葉をデザインの基調としている。柏は武の神マルス、橄欖は知慧の実で文の神ミネルバの象徴である。清風中学校・高等学校と同じ校章であるCite web 和書 author:平岡宕峯 url:http://www.seifunankai.ac.jp/pdf/H17/H17yoran.pdf title:2005年度(平成17年度)学校要覧 page:1 format:PDF publisher:学校法人清風南海学園 accessdate:2023-12-01 url-status:dead archive-url:https://web.archive.org/web/20060208130310/http://www.seifunankai.ac.jp/pdf/H17/H17yoran.pdf
archive-date:2006-02-08
ロゴマーク

2023年、創立60周年を記念してロゴマークを制定し、学園で行う行事・活動及び使用する教材・用具・制服等において使用する。清風南海学園の頭文字である「S」及び「N」を核とし、学園で学ぶ生徒をSNから伸びる月桂樹の若葉に見立てて表現し、時を経て学園で成長し外に向かって伸びる様子を月桂樹の葉で表現する。
校歌

校歌については、作詞は平岡宕峯、作曲は四至本藤枝であり、歌詞は4番まである。清風中学校・高等学校と同じ校歌である。
頭髪規定

仏教を中心とした宗教教育を実施しており、髪型は原則として男子は丸刈りである。希望者には長髪も認められるが、頭髪の裾と耳元全体を刈り上げるように規定される。

清風南海高等学校

全日制課程
普通科
・ スーパー特進コース - 東京大学、京都大学、医学部医学科など最難関国公立大学現役合格を目指す。
・ 特進コース - 国公立大学現役合格を目指す。
・ 3か年特進コース - 高校からの編入コース。難関国公立大学現役合格を目指す。

清風南海中学校

・ スーパー特進コース
・ 特進コース

学級活動・ホームルール活動

朝礼時、生徒は般若心経を読誦し、早朝テストを受ける。
中学では、特別活動の授業時数はホームルーム(LHR)として週1時間、年間35時間、学級活動に充てられる。

生徒会活動

高校生が選挙活動を行うことを過去にその当時の校長が難色を示したため、生徒会が設けられておらず、中学校学習指導要領第5章及び高等学校学習指導要領第5章に記載の生徒会活動は実施されていない。その為、生徒会主催行事は存在せず、行事を進める際には、行事毎に有志の委員会を立ち上げる場合がある。

文化芸術の日

いわゆる「文化祭」のような、自由度の高い行事ではなく、学校関係者が入場出来るもので、部外者の立ち入りは概ね禁じられている。また中学1・2年生は「ポスターセッション」という調べ学習の発表を行う機会でもある。

不祥事


・ 2007年には、文部科学省から履修漏れの通達がなされた。これを受け、学校側は時間割を例年平日60分×6時限、土曜日60分×3時限であったのを平日50分×7時限、土曜日50分×4時限に変更した。

関係者組織

・ 金剛会 - 清風南海学園の同窓生による同窓会組織で、学園内に事務局を置く。
  東京金剛会 - 首都圏に在住する清風南海学園出身者を対象とした同窓会組織。
・ 清風南海学園教育後援会 - 1988年、学園の教育に関して後援をし、その発展に寄与する事を目的として発足。保護者のみによる団体で、教職員とは独立して、教育及び教育環境の充実の為に、学園に協力する。学校運営には一切関与出来ない後援会のみが設けられ、PTAは設置されていない。

出身者

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''' 政治 '''
・ 酒井了 - 貝塚市長。元国土交通官僚。
・ 阪口伸六 - 前高石市長。同校ラグビー部(現タッチラグビー部)OB。
''' 経済 '''
・ 小川啓之 - 小松製作所代表取締役社長兼CEO
・ 好本達也 - 大丸松坂屋百貨店元代表取締役社長。J.フロント リテイリング取締役兼代表執行役社長。
・ 谷井等 - 起業家、投資家。シナジーマーケティング創業者・会長。
・ 菅生新 - 経営コンサルタント。菅田将暉の父。
''' メディア '''
・ 福岡良子 - 気象予報士。
''' 芸術 '''
・ 貴志祐介 - 作家。
・ 万城目学 - 作家。
・ 山田隆道 - 作家。
''' 芸術 '''
・ 呉城久美 - 女優。
・ 小早川俊輔 - 俳優、タレント。
''' 学術 '''
・ 櫻井伸一 - 京都工芸繊維大学教授。
・ 武内和彦 - 環境学者、地球環境戦略研究機関理事長、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授。
・ 藤岡慎介 - 大阪大学教授。

系列校

・ 清風中学校・高等学校
・ 清風情報工科学院

海外姉妹校

・ Brisbane Grammar School - 1983年4月、姉妹校提携締結
・ The Royal School, Wolverhampton - 1984年4月、姉妹校提携締結
・ Monmouth School - 1985年4月、姉妹校提携締結
・ Colegio de San Juan de Letran - 1985年10月、姉妹校提携締結
・ CHN 北京大学附属中学 - 1997年4月、姉妹校提携締結

参考文献


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・ isbn:

外部リンク





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