クラスで1番絵が上手いという自信は,入学後に失われるでしょう。
中学時代の成績が悪かったとしても,推薦をもらうことができ,かつ絵の評価をもらえれば,入学することができます。ただ,勉強面で入学してきた普通科の方々と同じ勉強をしなければなりません。例え
偏差値の差が10以上あろうとも。そのことを常に意識してください。
私自身画塾には通っていません。勉強も得意ではありません。でも入学することができました。入学後は,正直頑張り次第です。
推薦さえもらえて,絵にそれほどの自信があり,3年間で成長するだろうと見込んでもらえれば,合格を手にすることができるでしょう。
留年するほどの...も,その人次第です。
ちなみに,入試では勉強面より画力のほうが見られます。
明石高校美術科は実技テストと
面接だけですので。
ほかの回答者さんで,わさびさん,という方がいらっしゃいます。
その方の回答をぜひ参考に。
「名無し@在校生」さんから指名を受けたので、コメントさせていただきます。
まず私は、平成30年度美術科卒業生の保護者です。美術科内の細かなことについては娘から伝え聞いたことが多いため、信頼性では在校生様のコメントに勝るものはないとお考えください。その上で、私の知りうる限りのことをお伝えさせていただきます。
兵庫県公立学校入学者選抜要綱では、『中学校での学習態度、生活態度が良好であり、人物が優れていること、美術科を志望する動機・理由が明白かつ適切であること』などが推薦に足りる条件とされていますので、これがクリアできていれば問題ありません。
次に日々の学習面ですが、美術科生は『美術が本業』とは言うものの、普通科生と同じように座学の時間も多く、これは先々の大学受検を考えれば仕方のないことです。
数学、
英語その他いろいろ。座学の宿題も容赦なくあります。美術科の制作課題にも追われ、泣きそうな顔して机に向かっていた娘の姿を思い出します。
でも親としては何も手助けしてやれることがなく、そっと見守ってやるだけが親の仕事でした。
勉強面でついていけるかという不安が大きいかと思いますが、何も学年やクラスで1位をとる必要はありません。「そこそこの成績」でいいわけです。なんとも微妙な言い回しですが、勉学も画力も抜群という生徒ばかりが集まってくるわけではないので、過度な心配をしてストレスを溜め込まないようにすることが重要です。
わからない箇所は友達に聞くのが近道だし、それでもわからない場合は、休み時間に職員室まで押しかけて先生に教えてもらうくらいの姿勢が必要です。
そうすると先生も鬼ではありません。熱心に尋ねてくる姿勢にはしっかりと応えてくださいます。そういう努力もしながら勉学面は乗り切ってください。
最後に画力のことについてですが、受検生のすべてが画塾経験者ではないので、過度な心配は無用です。中学校に美術部があり顧問の先生がいらっしゃるなら、基本的な部分をよく指導してもらってください。
ただ、時間的にも経済的にもゆとりがあるなら、画塾に通うのも有益だと思います。娘の場合、保育園の時から絵を始めて、小学5年生の時からは明石高校美術科受検のための指導に切り替わりました。過去の出題傾向をもとに、数多く練習することが大事になってきますが、練習量の多さは、きっとあなたの自信と財産になるはずです。
何事も、その環境に身を置けば、やるべきことには対応せざるを得ないのです。覚悟が備われば、自ずと結果はついてきます。
入試メニューは実技と
面接です。デッサン30分、水彩画2時間半。これをきっちりと時間内に仕上げて、審査員を唸らせる作品にしてください。
向こう3年間で鍛え上げればモノになりそうだと判定された生徒が、めでたく明石高校の門をくぐる権利を得ます。メンタル面を強くして試験に挑んでください。
2年後のフランス研修旅行で、パリがあなたを待っています。
偏差値40前半ぐらいの人もクラスにいるので要はやる気次第というか…どうしてもここに入りたい!って熱意が伝われば受かると思います。画塾は通ったほうがいいです。明石高校美術科の受験を専門としてるコースがある画塾に通えば、明石高校の美術科の受験傾向や受験生のレベルも意識できていいと思います。