キリスト教愛真高等学校 - 島根県 私立

作業班は全部で８つあります。
修繕、水田山林班、製パン、養鶏、リサイクル、保存食品、園芸、菜園です。
修繕班は網戸張り、スノコ作り、簾はり、厨房の包丁を研いだりしています。今は、憩いの丘の建物の屋根を修理中です。
水田山林班は製パン班のために山で木を切り薪を作ります（すべてノコギリで）。植林をしたり、木の剪定など山の整備をしています。夏は田んぼで、田植えから除草、稲刈りまですべて手で行っています。
製パン班は全粒粉でパンを作っています。焼く釜は生徒たちが自分で作ったものです。そして焼くさいには水田山林班が取ってきてくれた薪で火を起こします。こうしてできた愛真パンは、生徒の朝食に出されます。又、講師として愛真に来てくださった方や、平和学習で訪問しお世話になった方々へお渡ししています。今年度はパンのこね方などを試行錯誤し、「今までより美味しい愛真パンを！」と製パン班の人たちが頑張っていました。
養鶏班は、４０匹くらいの名古屋コーチンを飼育しています。今年度始めにひよこを貰ってきて一年間大切に育てました。そしてコーチンの卵でプリンを作り、お肉をカレーにいれＡＡＦ（Aishin Art Festival)という文化祭の模擬店で販売します。ほかに、しいたけ作りや、学校玄関前にあるロータリーの植物を育てています。
リサイクル班は、厨房で出た廃油ととぎ汁を使いＥＭ石鹸を作っています。石鹸は卒業生がやっているお店などで販売したり、愛真で食器を洗うときに使っています。ＡＡＦや保護者会などでも販売しています。ゴーバルなどにもたくさん送っています。とても使いやすく自然にも優しく、水を浄化してくれるのでとても良いです。
又、学校ででた牛乳パックを使って紙すきをし、レターセットを作りこれも販売しています。生徒の中では友人や家族に手紙を書く際に使っている人もいます。
保存食品班はドレッシングやマヨネーズ、フリカケ、ジャムを作っています。年に数回、桜餅など生徒の夜食として作ってくれています。
園芸班は中庭の庭の手入れをしてくれています。また、菜園班の畑を一部かり、イチゴを５年前ほどから栽培しています。
菜園班は、校内の畑で季節の野菜を育てています。大根や、ごぼう、白菜、人参、エゴマ、ブロッコリー、ジャガイモなどなどです。
菜園班は、園芸班と水田山林班と有志菜園に畑を一部提供してくれています。
有志菜園は、作業班とは別で野菜を育てたい人が集まり自分たちの空いた時間に作業をします。有志菜園の存在はあまり生徒の中でも知られていませんが・・・（全員で作業をすることはほとんど無いです）。
作業はこんな感じで、それぞれ楽しんでいます。自分にあった作業班を見つけられるといいですよね、楽しめますから。