関西高等学校 - 岡山県 私立

どこの学校にも存在しうる程度の問題児なら居ても珍しくありません。
こっそり二輪免許取ってたり髪色明るめの人はいるけどワルって感じじゃないですね

岡山５校でも、悪い子は結構いますよ！
どこの学校でもいるんじゃないですかね？
ヤンキーじゃなくカッコつけてるヤツなら普通にいるでしょ？どこでも

ヤンキーというのは、４０年前の言葉でいうと、ツッパリのことでしょうか。関西からツッパリを取ったら何が残るんだという考えで入学してくる馬鹿が、昔はいっぱいいて困りました。教師も教師で、生徒に勉強教えるより、ツッパリを真人間にするのが仕事だと思ってる奴ばっかりだったから何をか言わんやです。ただ、４０年経って考えてみますと、関西のような県立の滑り止め高校に、多少なりとも荒れた連中が集まって来るのには理由があったように思われます。一般に言われるように、県立を落ちて行きたくもない学校へ行かされて自暴自棄になる者が多かったというのも理由のひとつですが、学区の県立高校が毎年定員割れを起こすほどの交通の便の悪い地区から、そこそこ難しい入試を受けて、地元の中学からただ一人、入学してくる者が大勢いたのも事実です。毎朝津山線を利用したり、あるいは下宿してまで通学してくる彼らは、そろいもそろって、当時流行していたリーゼントをキメた、ツッパリ君ばっかりでしたね。彼らは、恐らく入試で名前さえ書けば合格出来る地元の県立高校に、同じ中学の仲間とともに通うという安直な進路を、なぜ選ばなかったのでしょうか。地元の学校に通い難い理由が、何かあったとしか考えられません。以下は飽くまでぼくの個人的見解ですが、４０年前は部落民や在日外国人への差別が露骨にあり、田舎の農村共同体では現在でも結婚や近所付き合いで様々な差別が残っているそうです。かつては県立高校入試で、中学校が作成する内申書が、合否判定に大きなウエイトを占めており、入試でいくら上位の点数を取っても、内申書の記述内容いかんでは、定員内でも不合格になるというひどい例がありました。家筋が部落に属するとか、国籍が日本ではないとか、本人がいくら努力してもどうにもならない要因が、内申書に記述されて合否判定でマイナスに評価されるということが、当時の時代状況を考えれば、全くなかったとは、どうしても思えないのです。つまり、差別によって最初から県立高校を門前払いされた、あるいはされたと思い込んでいる連中が、地元の仲間と離れて、孤独ですさんだ高校生活を送っていたのだとは考えられないでしょうか。ぼくと同年に関西に入学した某君もそのようなツッパリの一人でしたが、卒業して数年後、彼の名前と顔写真が新聞に出ていました。逮捕容疑は殺人。通名と並んで、外国籍である彼の本名も公表され、ついでに父親が暴力団組長であることまで報道されていました。現在のことはわかりませんが、４０年前の関西では、明らかに外国籍だという生徒がそこいら中におり、彼らの全部が全部、ツッパリというわけではありませんでした。ツッパリ連中の校内での派閥抗争というのはあまり聞いたことがなく、個人的に気に入らぬ者を裏山へ連れ出してぶんなぐるぐらいでした。殴り合ったあとは案外、仲良くなったりするのがお約束だったような気もしますね。 つまらぬ長話をして恐縮ですが、皆さんがこれから高校生活を送るにあたり、機会があれば差別問題にも少し関心を持っていただければ幸いです。読んでくれて有難うございました。