ああいう独特な校風、閉ざされた場所の中で先生の話を聞いていると他の学校の程度が分からなくなります。その結果頭が良いわけでもないのにまるで自分たちは礼の精神を分かっていて賢いかのような錯覚に陥ります。教師はなにか興譲館の自慢げなことをわけわかんなくウジャウジャと言ってきます。初め聞いている時は感心するのですが受験失敗してもほとんどの生徒は興譲館に洗脳されているので責めません。言われたこと全てがでたらめだと気づくのは卒業してからです。
偏差値教育はダメだ、というのが教育方針らしいですが、確かにその歪みが現代社会に与えた影は大きいと思います。20年前のオウム事件はその最たる例で、
偏差値の高い高学歴な人たちが起こしたものとして、世の中を震撼させました。
しかし、現実問題として、
偏差値は自分の目標設定や進学先を決定するために重要なことです。
偏差値が高い人たちは全て、心を失っているとは言えません。
心が育てば学力が伸びることもありません。もしそうならば、宗教教育をしている学校の生徒はみんな東大や京大に進学しているはずです。要はそれなりに高い学力を持った先生を集めて定着させてこそ、生徒の学力も伸びて進学実績も上がり、学校の人気も回復するのではないでしょうか。
若い先生を育てられる優秀な先生が消えていると考えた方がいいかもしれません。だから自分の教科のMARCHの入試問題を合格者平均点取れる興譲館の先生がいないのです。5年前まではいっぱいいたんだと思います。でもみんな不満を抱えて辞めていったとしか思えないな。
入学式での校長の挨拶の中で、逆境から立ち直ろうとかいう意味の文や今のままではいけないからがんばろう、みたいなのがあったのですが、今の学校の状態はそんなに良くないのですか。
やはりこの掲示板に書かれていたことは事実ばかりでした。中学の時は「まあ、そんなことはないだろう」と思っていましたが、入学してしばらくして段々と嫌になって来ました。朝礼が多すぎる。無駄な行事ばかり。授業のレベルが低すぎて物足りない。修学旅行が楽しくない。など他にも色々あります。他の学校に行った友人が楽しそうに話をしているのを聞くと腹が立って来ます。しかし、今はこの学校で猫をかぶって良い子のふりをして頑張るしかありません。本音はどこかに転校したいです。