偏差値って人によって幅があるものなのでなんとも言えないところではあるのですが、高校入試での
偏差値ならよく言われてる68とか69くらいが正しいんじゃないかなと思います。とはいえ、それは中央値がそれくらいって話なので、65くらいの力があれば全然合格できると思います。
これが高校に在学中の学生の
偏差値の話をするのであれば、また話が違ってきます
在学生だと60弱くらいになるんじゃないかなと思います。
偏差値っていうのは絶対的な指標ではなく、受験者の中での位置を表す相対的な指標ですよね。大体の中学生が高校に進学する現状では、中学生が受ける
模試というのは上から下まで非常に幅の広い学力レベルの生徒が受験します。一方で、高校生が受ける
模試は、大学に進学する意思のある生徒が受験するわけです。大学進学率は57%ほどですから、そもそも
模試を受けてるのが上位60%くらいの学力レベルということになります(実際には大学進学はしないけど学校で受けさせられる人もいると思うのでここまでシンプルな話ではないです)。このような背景があり、高校生の
偏差値と中学生の
偏差値というのは10くらい差が出てきます。
例として出しておきますと、基町高校の入試における
偏差値は68くらいですが、大学入試でいう
偏差値68というのは文系なら東大、理系なら京都大学や東京工業大学、国立大学の
医学部医学科に相当する値です(東進の大学入試
偏差値ランキングを参照)。